著者:ル・コルドン・ブルー
発行年月:2010年9月29日
判型:B5変 頁数:268頁
定価:3,990円(税込)
「柴田書店におけるフランス月」の最後を飾る1冊が発売です!
その名も『基礎から学ぶ フランス地方料理』。
フランス各地で発達してきた伝統料理を、
パリの料理学校「ル・コルドン・ブルー」がていねいに教えます。
なんといっても、魅力は本場フランスのレシピを、
フランス人シェフが再現していること。
フランス料理の基礎技術から地方料理に関する知識まで、
ル・コルドン・ブルーが惜しみなく紹介しています。
フランス人の感性で仕上げられた美しい盛りつけも、
とても参考になるはず。
この1冊に、フランス地方料理の魅力がぎゅっと詰まっています。
レシピは全部で84品。
サラダやそば粉のガレット(クレープ)のように簡単に作れるものから、
パテや煮込み料理など時間をかけてじっくり作り上げるものまで、
メニューバリエーションも豊富です。
おいしそうな料理の一部をほんの少しだけ、ご紹介します。
「パン・バーニャ」 (ニース地方)
オリーブオイルをたっぷり塗ったパンに、
ニース風サラダの食材を挟んだサンドイッチは、
南仏のスペシャリテです。
ふんわりパンとアンチョビーの塩味、
たっぷりの野菜がとっても美味♪
「鳩のサルミ、カブイヤード仕立て」 (ボルドー地方)
ボルドー地方のジビエの代表格である鳩を使った料理。
鳩をいったんローストし、さらに鳩のガラで作るソースで
煮込むこの調理法は、カブイヤードと呼ばれます。
2度の火入れをそれぞれ的確に行なうのがおいしさの要。
「牛胃袋のパン粉焼き」 (リヨン、ブレス地方)
フランス語の料理名の意味は"工兵のエプロン"。
伝統的に牛のハチノスを前掛けのような形にして提供することが多かったことから、このような名前がつきました。
サクサクの衣とプリプリのハチノスが絶妙なハーモニーを奏でる一品。