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2017年11月24日
『割烹あらかると』
著者:柴田書店編
発行年月:2017年12月1日
判型:B5変型判 頁数:296頁
取材をさせていただいた10店に共通することは、自分のやりたいことが明確で、それに真っ直ぐに向かって仕事をしているということ(自分の店を出すわけだから当然といえば当然ですが)。
店主のみなさんはこれまでいろいろな経験をなさって今に至っているわけですから、当然なのかもしれませんが、これをぶれずに押し進めるって、かなりすごいことだと思うわけです。
修業時代には、すでに将来独立する店の厨房の細部の設計図ができ上がっていた。
こうして働きやすさを優先した理想の厨房をつくり上げた(星火)。
そしてもう一つの共通点はカウンター仕事であること。お客さまの顔を見て、話をし、求めるものを察して、おいしい料理を出す。お客さまの心を推し量るのはとてもむずかしい技術ですが、これができる店がリピーターを増やし、長く長く愛される店になっていくのではないかと...。
そんなことを思いながら、今回も楽しく取材をさせていただきました。ありがとうございました。
投稿者 webmaster : 2017年11月24日 12:50