焙煎初級者のための待望の本。自家焙煎を目ざす経営者はもとより、コーヒーマニアの要求にも
応じた焙煎技術書。
主な内容は以下の通り。生豆の知識、生豆の見分け方、焙煎方法と器具の選び方、焙煎過程と
判別法、ブレンドの手法、グラインドと抽出。他に、焙煎の歴史、海外焙煎事情などを収めた。
初版発刊年月:1987年1月 判型:B5 頁数:140頁 限定:600部
著者:柄沢和雄、田口 譲 価格:3,990円(本体:3,800円) 目次PDF
◎柄沢和雄(からさわ・かずお)
1936年、東京・日本橋浜町に生れる。
1955年喫茶業界に入り実務経験を経て、1966年喫茶学院講師となる。以降10数校の講師歴任。
1977年ユナイテッドコーヒー研究所を創立。食品メーカー・機器メーカーのアドバイザーを務める
傍ら現在は日本喫茶学院(東京)・アカデミー喫茶学校(大阪)講師、日本コーヒー文化学会常任
理事。
《海外視察》 1971年アメリカ視察を皮切りにアメリカ・中南米、ヨーロッパ30回渡航。
コーヒー市場海外視察コンダクターを18回務める。
《主な著書》 「世界のコーヒー店」「喫茶スナック技術講座」
「喫茶店・基礎調理ハンドブック」等多数。
◎田口 護(たぐち・まもる)
1938年札幌生まれ。1968年、カフェバッハ開店。1972年自家焙煎を始める。コーヒー生産国、消
費国40数カ国のコーヒーを視察し、現在バッハコーヒーグループを主宰し、後輩指導に専念して
いる。1982年以来、「柴田書店自家焙煎ゼミナール」の講師を担当。日本コーヒー文化学会工学
焙煎委員長を務める。