軽くて安いランリュックを探している人におすすめのランドセル型リュック

軽くて安いおすすめのランドセル型リュック

ランリュックはランドセル型のリュックで、軽くて安いのが特徴です。

近年ランドセル以外での通学を認める学校も増え、注目を集めています。

ランドセル型リュックはナイロン製で、普通のリュックより少し丈夫で撥水性があるバッグ。

ランドセルより軽く安価なので、通学バッグの選択肢に入れる家庭も増えてきています。

ランドセル型リュックは「家から学校まで遠いので重いランドセルを背負わせるのが心配」「入学時にかかる費用を安く済ませたい」といった人にぴったり。

とはいえランドセル型リュックは、ランドセルと見た目が大きく違う、強度不足で使いにくいなどの問題がある製品もあるため、慎重に選ばなければいけません。

本記事では、ランドセル型リュックの購入を検討している人向けに、以下の項目を解説しました。

  • ランリュックの基本情報
  • おすすめのランドセル型リュック
  • ランドセル型リュックの選び方

ランドセルの代わりに使えるランドセル型リュックのおすすめや選び方を紹介するので、参考にしてお子さんに合うものを選びましょう。

本サイトが独自に調査したおすすめのランドセル型リュックは、以下の通りです。

  • フィットちゃん ゼロリュック
  • エアリュック
  • NuLAND
  • リュッセル フライ
  • わんパック
  • 超軽量ランドセルN-シールドF
  • ラクスタイル
  • norokka
  • ESスチューデントデイパック
  • air ran.
  • ランドセルリュックUMI

この記事の内容

ランリュックとは軽量のランドセル型のリュックを指す

ランリュックとは、ランドセル型のリュックを指す言葉です。

軽量で手頃な価格のため、ランドセルの重さや高額な支払いが不安な家庭におすすめ。

ランドセル型リュックは通学に使いやすいよう、ランドセルに似た見た目に仕上げられています。

ただし本来のランリュックは、京都に店舗を持つ株式会社マルヤスが商標登録している製品名です。

正式名称はランリックで、ランリュックも合わせて商標登録されています。

そのため、「ランリュック」はマルヤスが作っている以下のモデルのみを指す名称です。

ランリュックの外観画像

出典:ランリック│株式会社マルヤス

株式会社マルヤスのランリック(ランリュック)は、京都府や滋賀県などで指定の通学鞄として導入されているケースもあります。

指定の通学鞄として使われる際はポケット部分に校章が入り、通学先の学校が分かる仕組みです。

高くて新品のランドセルを購入できなかった保護者からの相談を受け、校長先生が株式会社マルヤスに開発を依頼したのがランリックの始まりでした。

開発当初は交通安全の願いを込めて黄色のリュックでしたが、現在は以下のカラーも取り扱っています。

  • 黄色
  • 紺色
  • 黒×黄色
  • 黒×赤

マルヤス以外が製造しているリュックは「ランドセル型リュック」と表記されるケースが多いです。

ランリックは学校指定ではなくても全国から購入できますが、見た目がランドセルと大きく違います。

ランドセルの代替品として開発されており、ランリックを採用している学校は全員がランリックを使っているケースがほとんど。

全員同じなので、ランドセルと見た目が異なっても問題ありませんでした。

ランリックを採用していない学校で使うと見た目が違いすぎて、周りの目が気になる可能性も少なくありません。

ランリックの使用を指定されていない学校に通うなら、ランドセルと見た目が似ているランドセル型リュックを選びましょう。

ランドセル型リュックのメリットは軽さ

ランドセル型リュックのメリットは、軽さです。

ランドセル型リュックの中でも軽量タイプのモデルを選ぶと、ランドセルより300g~500g程度軽くなります。

ランドセルとランドセル型リュックの平均的な重さは、以下の通りです。

種類 重さ
ランドセル型リュック 700g~1,000g程度
ランドセル 1,100g~1,400g程度

ランドセル型リュックは、700g~1,000g程度の製品が中心です。

ランドセルは軽くても1,100g程度なので、以下のような理由で重さが心配な人にはランドセル型リュックが向いています。

  • 家から学校までの距離が遠い
  • 子どもが小柄で重いランドセルを背負えるか心配

小学校までの距離は、自宅の位置で大きく変わります。

通学に30分程度かかる地域もあるため、長い時間ランドセルを背負うのが心配なときには、ランドセル型リュックがぴったりです。

お子さんが小柄だと、ランドセルの重さを負担に感じる可能性も。

ランドセルの負担が心配なときは、ランドセル型リュックも選択肢に入れて比較しましょう。

ランドセル型リュックのデメリットは耐久性の不安と見た目

ランドセル型リュックのデメリットは、以下の通りです。

  • 耐久性に不安がある
  • ランドセルと見た目が大きく違う製品もある

ランドセルは6年間の使用を前提として、人工皮革や本革で丈夫に作られています。

傷みやすい部分は生地を2重にする、メインポケットが型崩れしないよう芯材を入れるといった工夫で耐久性に配慮されています。

よっぽど雑でぞんざいな扱いをしなければ、ランドセルは6年間使ってもほぼ傷まないケースがほとんど。

実際に、クラリーノタフガードで作られたランドセルを6年間使用しましたが、ほぼ傷や型崩れはありませんでした。

耐傷性だけでなく撥水性もあるため、豪雪地帯で男の子が背負っていてもほぼ問題ありません。

しかしランドセル型リュックは軽さに特化しているため、ランドセルほどの耐久性は期待できません。

メーカーによる保証も1年~3年程度で、買い替えを前提としています。

3万円ほどのランドセル型リュックを3年前後で買い替えるなら、6年間で6万円かかる計算。

6万円あれば、牛革や機能性が高いメーカー製のランドセルを問題なく購入できます。

ランドセル型リュックを購入するときに安さも重視したいなら、買い替えてもランドセルより安く済むかを計算しておきましょう。

保証が切れたタイミングで壊れたら買い替えや修理にお金がかかるので、修理費用も踏まえて考えておくのが無難です。

ランドセル型リュックは、製品により見た目が様々です。

中にはランドセルと見た目が大きく違う製品もあり、地域によっては目立ってしまいからかわれる可能性も。

ランドセル型リュックを検討するなら途中での買い替えも視野に入れ、見た目がランドセルに近い製品を選びましょう。

学校によってはランドセル型リュックが禁止されているので情報収集をする

軽さで人気のランドセル型リュックですが、学校によってはランドセル型リュックが禁止されているケースもあります。

禁止されている学校では使えないため、事前に知り合いの保護者の話や学校への問い合わせで情報を得ましょう。

全国的にはランドセル以外での通学も認める地域が出てきています。

例えば東京都足立区は、ランドセル以外での通学も可能と区の公式サイトに明記。

通学用鞄はランドセルに限らず、児童の携行品の状況等に合わせて、軽い鞄でも通学が可能である。

出典:児童・生徒の通学鞄及び携行品に係る配慮について│足立区

児童への配慮として置き勉を認め、持ち物の量に合わせてランドセル以外も使用できると案内しています。

ランリック(ランリュック)が販売されている京都周辺では、ランリュックしか認められていない学校もあります。

学校の方針を確認した上で、ランドセルかランドセル型リュックか決めましょう。

ランドセルとランドセル型リュックは結局どっちがいいの?

ランドセルとランドセル型リュックは、学校による決まりがなければ好みに合わせて選んで構いません。

ランドセルとランドセル型リュックの特徴は、以下の通りです。

種類 メリット デメリット 向いている家庭
ランドセル ・丈夫で6年間使える
・型崩れしにくい
・転倒したときに守ってくれる
・背カンや背当ての工夫で体感重量を軽くしてある
・重い
・ランドセル型リュックより高額な傾向
・6年間買い替えの心配をしたくない
・転倒時に備えたい
・体感的に軽く感じられれば問題ない
ランドセル型リュック ・軽い
・ランドセルより低価格な傾向
・耐久性が低い
・転倒したときクッション代わりにならない
・軽さを重視したい
・入学時にまとめて費用がかかるのを避けたい

ランドセルは耐久性に優れていて型崩れしにくく、6年間継続使用できます。

転倒したときにはクッション代わりにもなり、安全面が心配な家庭にもぴったり。

背カンや背当てに工夫をして体感重量を軽くしている製品は、実際の重量ほど重く感じずに済みます。

ランドセルは長く使われてきた中でより背負いやすいよう改良を重ねられているので、使いにくさは感じない可能性が高いです。

ランドセル型リュックは、製品自体の軽さと手頃な価格が魅力。

実際にランドセルを背負ってみて、「重い」「自分の子どもには合わない」と感じたら、ランドセル型リュックも検討しましょう。

長年ランドセル販売に携わってきた大手メーカーのランドセル型リュックなら、ランドセル作りのノウハウを元に仕上げられています。

ランドセル型リュックのおすすめ11選

ランドセル型リュックのおすすめ11選は、以下の通りです。

スクロールできます→
ランドセル型リュック 販売元 価格 重量 素材 サイズ 雨対策 保証 特徴
フィットちゃん ゼロリュック 株式会社ハシモト 57,200円 1,100g前後 ・人工皮革
・コーデュラ(R)1000
縦31cm×横23.3cm×奥行15cm ランドセルと同じ人工皮革のかぶせ 6年間有償修理保証
※生地交換の伴う修理以外は無償
・かぶせに人工皮革を採用
・楽ッションや安ピカッの機能あり
・収納しやすい教科書ベルト
エアリュック 池田屋 ・本体のみ:53,000円
・本体×コーデュラライト:63,000円
・本体×ベルバイオ:63,000円
650g~790g コーデュラナイロン 外寸:高さ35cm×横幅26.5cm×マチ13cm 無料で雨カバーが付属 6年間無料修理保証 ・650gの軽い本体
・着脱式のかぶせ
・豊富な種類
NuLAND 合同会社RANAOS 39,600円~60,500円 約840g~930g ・クアルテックモデル:クアルテック
・シャイニーモデル:リサイクルポリエステル
・スタンダードモデル:リサイクルポリエステル
内寸:高さ33cm×横幅25cm×マチ16cm ・ボディに日常防水機能が施されている
・かぶせ部分には雨や汚れに強い加工生地を採用
1年間の無料修理保証 ・荷物が多い日は幅拡張機能で容量アップ
・荷物を上からも横からも出せる
・フックバンドで荷物を集めて体感重量を軽くする
・調整テープで成長に合わせて肩ひもを調整可能
リュッセル フライ Rikomon 41,800円 925g ・人工皮革
・ナイロン中空糸
内寸:高さ約35cm×幅約24cm×マチ幅約14cm 生地に超撥水加工 15,000円で6年間無償修理保証 ・開けやすいマグネットロック採用
・食い込みにくい肩ひも
・6年間使用できるよう工夫された素材
わんパック モンベル 14,850円~17,050円 930g~1,090g ナイロン 内寸:幅24.5cmx高さ35cmx奥行き10.5cm ・水濡れに強い素材
・レインカバー付き
・水濡れに強い素材を使用
・目安の身長に合わせて商品を買い替えられる
・自由に動くショルダーベルト
超軽量ランドセルN-シールドF ニトリ 19,990円 約840g ポリエステル 幅27cm×奥行15cm×高さ36cm 本体生地に撥水加工 1年間の保証 ・ランドセルカバーの装着も可能
・丸洗い可能
・ダブルファスナーでフルオープン
ラクスタイル イオン 27,500円 780g 再生ポリエステル 内寸:幅24cm×マチ14cm×高さ36cm はっ水加工ポリエステル 1年間の無償交換 ・肩ベルトの芯材にマットレス素材を採用
・サイドポケットが拡張式
・身体にフィットさせるチェストベルト
norokka ビームス 46,200円 910g ・人工皮革・CORDURA 内寸:幅23cm×高さ36cm×奥行14cm ・撥水性のある生地を使用
・専用レインカバー付属
6年間の部分保証 ・高低差のあるクッションで背負いやすい
・小さなお子さんも使いやすい上開きのかぶせ
・ランドセルの高さに余裕を持たせて荷物を多く収納
ESスチューデントデイパック ワークマン 8,800円 1,500g コーデュラナイロン 外寸:縦35cm×横27cm×幅13cm 本体に収納できるレインカバー 商品不良のみ返金対応 ・購入しやすい価格
・アジャスターやチェストベルトがあり背負いやすい
・全方向に反射材を設置
air ran. ファミリア 79,200円 850g ・人工皮革
・軽量ナイロン
内寸:縦30cm×横25cm×マチ13cm 撥水性のある生地を使用 有償で6年間保証 ・12色の豊富なカラー展開
・かぶせや持ち手は人工皮革
・背当てや肩ベルト内部にクッション性のあるウレタンを使用
ランドセルリュックUMI ARTPHERE 52,800円 1,230g ・人工皮革
・漁網再生材のナイロン
内寸:幅25cm×高さ33㎝×奥行16cm 撥水素材 3年間無料保証 ・漁網再生材使用で環境に優しい
・特許出願中のショルダーベルトが荷重を分散
・背面部分に接触冷感素材を使用

※2024年8月時点、2025年入学者向け

ランドセル型リュックの主なメリットは価格の安さと軽さなので、無理なく購入できるか、背負いやすい軽さかチェックしましょう。

大手ランドセルメーカーフィットちゃん ゼロリュックは、かぶせに人工皮革を使用しており、ランドセルとリュックのいいところを兼ね備えた製品です。

かぶせに人工皮革が使用されている分、やや重量はありますが、ランドセル型リュックのデメリットである耐久性への不安が軽減されます。

ランドセルとリュックで迷っている人には、両方の特徴を兼ね備えたフィットちゃん ゼロリュックがおすすめ。

価格に注目して選ぶなら、以下のランドセル型リュックが向いています。

  • わんパック
  • 超軽量ランドセルN-シールドF
  • ESスチューデントデイパック

軽さに注目して選ぶなら、以下のランドセル型リュックを検討しましょう。

  • エアリュック
  • ラクスタイル
  • air ran.

特に重視したい条件を元に、お子さんに合うランドセル型リュックを購入しましょう。

フィットちゃん ゼロリュックは楽ッションや安ピカッも取り入れた製品

フィットちゃん ゼロリュックの外観画像

出典:ゼロリュック│株式会社ハシモト

項目 内容
販売元 株式会社ハシモト
価格 57,200円
重量 1,100g前後
素材 ・人工皮革
・コーデュラ(R)1000
サイズ 内寸:縦31cm×横23.3cm×奥行15cm
雨対策 ランドセルと同じ人工皮革のかぶせ
保証 6年間有償修理保証
※生地交換の伴う修理以外は無償
特徴 ・かぶせに人工皮革を採用
・楽ッションや安ピカッの機能あり
・収納しやすい教科書ベルト

大手ランドセルメーカーハシモトが提供するフィットちゃん ゼロリュックは、ランドセルにも採用している楽ッションや安ピカッも取り入れた製品です。

機能 特徴
楽ッション ・従来のランドセルと比較して2倍以上の厚みがある肩ベルト
・ソフトな背負い心地でフィット感がある
・体感重量が軽く感じられる
安ピカッ ・暗闇の中でかぶせの縁全体が光る
・暗い場所で車や自転車からの視認性が良くなる
・肩ベルトにも安ピカッを取り入れたモデル

楽ッションはハシモト独自の肩ベルトで、従来のランドセルと比較して2倍以上の厚みがあります。

厚みによってソフトな背負い心地とフィット感を叶え、体感重量を軽く感じさせる仕組みです。

安ピカッは暗闇で光る、かぶせの縁全体と肩ベルトに施された反射材です。

幅広い場所が光るため、冬に暗くなってから帰るときや遅い時間の帰宅時に車や自転車からの視認性が良くなり、事故を防止してくれます。

ゼロリュックならではの工夫も豊富

フィットちゃん ゼロリュックはハシモトのランドセルと同等の機能を持ちつつ、ゼロリュックならではの工夫も豊富です。

かぶせにはランドセルと同じ人工皮革を採用し、見た目をランドセルに近づけています。

人工皮革を使用した分、重量は1,100g前後とランドセル型リュックにしては重めですが、楽ッションにより背負いやす差や軽さにも配慮。

ランドセル型リュック内部には教科書ベルトがあり、荷物を背中に密着させて体感重量を軽くします。

荷物を守るために、側面やポケット上部が芯材で補強され、型崩れの心配も少ないです。

かぶせと肩ベルト以外には、軽くて耐久性のある素材「コーデュラ(R)1000」を使用。

人工皮革とコーデュラ(R)1000の組み合わせで、耐久性と軽さを両立しています。

6年間有償修理保証もあるので、ランドセル型リュックの耐久性が不安な人にも安心です。

生地交換の伴う修理以外は無償で受け付けてもらえます。

耐久性と軽さを両立できるランドセル型リュックが希望なら、ランドセルに近い機能があるフィットちゃん ゼロリュックを選びましょう。

池田屋のエアリュックは650gの超軽量ボディ

池田屋のエアリュックの外観画像

出典:エアリュック│池田屋

項目 内容
販売元 池田屋
価格 ・本体のみ:53,000円
・本体×コーデュラライト:63,000円
・本体×ベルバイオ:63,000円
重量 650g~790g
素材 コーデュラナイロン
サイズ 外寸:高さ35cm×横幅26.5cm×マチ13cm
雨対策 ・裏面にPUコーティング
・無料で雨カバーが付属
保証 6年間無料修理保証
特徴 ・650gの軽い本体
・着脱式のかぶせ
・豊富な種類

池田屋のエアリュックは軽さにこだわったランドセル型リュックで、本体のみなら650gと超軽量ボディです。

本体には、一般的なナイロン生地よりも強度の高いコーデュラナイロンが採用されています。

コーデュラナイロンは摩擦や引き裂きに強く、耐久性にも優れた素材です。

裏面には防水効果を持つPUコーティングが施され、耐水性も備えています。

本体のみでも利用できるため、軽さにこだわりたい人はかぶせなしの製品を購入しましょう。

かぶせのある製品はランドセルに近い見た目です。

かぶせには以下の2種類があるので、好みに合わせて選びましょう。

かぶせの種類 特徴 重さ
コーデュラライト 本体もかぶせもコーデュラナイロン製 780g
ベルバイオ かぶせは人工皮革 790g

人工皮革のかぶせを選ぶと、見た目もよりランドセルに近くなります。

少しでも軽く使いたいなら、かぶせがコーデュラライトのタイプを選びましょう。

池田屋のエアリュックには、6年間無料修理保証がついています。

以下の故障で使用に支障があると判断されたら、無償での修理が可能です。

  • 糸ほつれ
  • 生地破れ
  • ファスナー破損
  • 部品破損

軽さにこだわったランドセル型リュックが希望なら、池田屋のエアリュックを選びましょう。

NuLANDは荷物の量に合わせてマチ幅を変えられる

NuLANDの画館画像

出典:ブラック STANDARD│NuLAND

項目 内容
販売元 合同会社RANAOS
価格 39,600円~60,500円
重量 約840g~930g
素材 ・クアルテックモデル:クアルテック
・シャイニーモデル:東レ エコユース
・スタンダードモデル:RENU
サイズ 内寸:高さ33cm×横幅25cm×マチ16cm
雨対策 ・ボディに日常防水機能が施されている
・かぶせ部分には雨や汚れに強い加工生地を採用
保証 1年間の無料修理保証
特徴 ・荷物が多い日は幅拡張機能で容量アップ
・荷物を上からも横からも出せる
・フックバンドで荷物を集めて体感重量を軽くする
・調整テープで成長に合わせて肩ひもを調整可能

NuLANDは荷物の量に合わせてマチ幅を変えられるランドセル型リュックです。

通常時のマチは約16cmで、幅を拡張すると20cmまで広げられます。

「月曜日や金曜日に荷物が入るか不安」といった人も、悩みを解消しやすいです。

荷物の出しやすさに配慮した2Way設計で、上からも横からも取り出せます。

ブックバンドで荷物をまとめて体幹に近い背中に集める仕組みで、体感重量を軽くする工夫もされた、背負いやすいランドセル型リュックです。

30cmの調整テープがついた肩ひもは、成長に合わせて調整可能。

アタッチメントも付属していて、余った肩ひもが邪魔になりません。

底面には耐水や防汚の対応力が高い加工生地を採用して、たびたび置いても傷がつきにくいです。

お手入れは拭くだけで、汚れが気になったときもさっと対応できます。

防犯ベルをつけるDカンやオーロラのように光る反射ライトもあり、安全性も考慮された作りです。

荷物が多い日も使いやすいランドセル型リュックが希望なら、NuLANDを選びましょう。

NuLANDのランドセル型リュックの種類

NuLANDのランドセル型リュックには、以下の3種類があります。

種類 特徴 価格 重さ
クアルテックモデル 高品質なポリエステル繊維を織って作られた素材「クアルテック」を採用 60,500円 約870g
シャイニーモデル ツヤのあるフラップ 43,780円 約840g
スタンダードモデル 光沢があるエナメルのような質感のフラップ 39,600円 約930g

NuLANDは環境に配慮したランドセル型リュックで、すべてのモデルに循環型リサイクルポリエステルを採用しています。

クアルテックモデルは高品質なポリエステル繊維を織って作られた素材を使用し、革のような風合いが特徴です。

シャイニーモデルはツヤがあり、スタンダードモデルは光沢のあるエナメルのような質感を楽しめます。

モデルによって重さや価格、生地の風合いが違うので、お子さんの好みも確認しながらお気に入りを選びましょう。

リュッセル フライはマグネットロック採用で開けやすい

リュッセル フライの外観画像

出典:リュッセル フライ│Rikomon

項目 内容
販売元 Rikomon
価格 41,800円
重量 925g
素材 ・人工皮革
・ナイロン中空糸
サイズ 内寸:高さ約35cm×幅約24cm×マチ幅約14cm
雨対策 生地に超撥水加工
保証 15,000円で6年間無償修理保証
特徴 ・開けやすいマグネットロック採用
・食い込みにくい肩ひも
・6年間使用できるよう工夫された素材

リュッセル フライはマグネットロックが採用された、開けやすいランドセル型リュックです。

メインポケットには芯材が入れられ、耐久性と使いやすさを高めています。

かぶせと肩部分には、強度と耐久性に優れた人工皮革を使用。

本体部分には糸の中が空洞になったナイロン中空糸を使用して、軽さと丈夫さを両立しています。

人工皮革には撥水性があり、本体には超撥水加工が施され、雨の日でも中の荷物が濡れる心配はありません。

肩当ては肩への食い込みを防ぐ作りで、重い荷物を入れても背負いやすくなっています。

無段階調整できる肩ベルトは、子どもの体格にぴったり合わせられて便利。

前ポケットは大きく開くアコーディオン型で仕切りがあり、収納力と使いやすさに配慮されています。

リュッセル フライはランドセルに近いデザインのため、「ランドセルと見た目が大きく違うとからかわれるのではないか」と不安な家庭にもぴったりです。

マグネットロック採用で開けやすいランドセル型リュックを選びたい人は、リュッセル フライを検討しましょう。

モンベルのわんパックは水濡れに強い素材を採用

モンベルのわんパックの外観画像

出典:わんパック│モンベル

項目 内容
販売元 モンベル
価格 14,850円~17,050円
重量 930g~1,090g
素材 ナイロン
サイズ 内寸:幅24.5cmx高さ35cmx奥行き10.5cm
雨対策 ・水濡れに強い素材
・レインカバー付き
保証
特徴 ・水濡れに強い素材を使用
・目安の身長に合わせて商品を買い替えられる
・自由に動くショルダーベルト

モンベルのわんパックは水濡れに強い素材を採用し、雨天時の登下校でも荷物が濡れるのを防いでくれます。

再度ポケットにはさっとかぶせられるレインカバーが内蔵され、雨が降ったらすぐに対応可能です。

背面にはタブレットがぴったり入るクッション入りのポケット付きで、タブレットの持ち運びにも便利。

背面と底面にはパネルが入れられ、型崩れの心配も少ないです。

開口部が広く取られ、荷物の出し入れにも困りません。

前後に反射テープが配置され、暗い時間の下校時に車からの視認性を高めてくれます。

わんパックは1万円台で購入できる、身長に合わせた商品展開のリュックです。

種類 対応身長 価格 重さ
わんパック14 130cmまで 14,850円 930g
わんパック15 125cm~145cm 15,950円 1,025g
わんパック16 140cm以上 17,050円 1,090g

手頃に買い換えられる価格帯と、肩幅や体型に合わせて自由に動かせるフレキシブルショルダーベルトで、自分にぴったりの商品を選択できます。

買い替えられる前提のため、保証はついていません。

登下校時の雨対策に重点を置きたい人や、身長に合わせた買い替えを希望する人は、わんパックを選びましょう。

ニトリの超軽量ランドセルN-シールドFはランドセルカバーも装着できる

ニトリの超軽量ランドセルN-シールドFの外観画像

出典:傷・汚れに強い超軽量ランドセルNシールドF│ニトリ

項目 内容
販売元 ニトリ
価格 19,990円
重量 約840g
素材 ポリエステル
サイズ 幅27cm×奥行15cm×高さ36cm
雨対策 本体生地に撥水加工
保証 1年間の保証
特徴 ・ランドセルカバーの装着も可能
・丸洗い可能
・ダブルファスナーでフルオープン

ニトリの超軽量ランドセルN-シールドFは、ランドセルカバーも装着できるランドセル型リュックです。

1年生のときに配布される交通安全ランドセルカバーも装着でき、「周りと違う」と不安に思う必要がありません。

超軽量ランドセルN-シールドFには以下の加工が施され、雨や汚れを気にせず使用できます。

加工 内容
抗ピリング・抗スナッグ加工 傷に強く毛玉ができにくい
防汚加工 汚れがつきにくく落としやすい
撥水加工 水をはじく

防汚加工と撥水加工が施されているおかげで汚れにくく、汚れたとしても丸洗い可能です。

両開きできる便利なダブルファスナーつきで、フルオープンにすれば荷物をさっと取り出せます。

本体を拡張できるファスナーで内寸14cmから18cmにアップできるため、荷物が多い日にも対応。

中に隠しナスカンのあるファスナーポケットには、鍵や交通系ICカードがしまえます。

背面には全面メッシュの3Dフィットクッションが採用され、肩甲骨や腰へのフィット感がアップ。

肩ベルトも調整しやすく、荷物を軽く感じさせる作りです。

ランドセルカバーが装着できるか不安な人や汚れたら丸洗いしたい人は、ランドセルカバーも装着できるランドセル型を選びましょう。

イオンのラクスタイルはマットレス素材を使用した肩ベルトで負担を軽減

イオンのラクスタイルの外観画像

出典:かるすぽ ラクスタイル│イオン

項目 内容
販売元 イオン
価格 27,500円
重量 780g
素材 再生ポリエステル
サイズ 内寸:幅24cm×マチ14cm×高さ36cm
雨対策 はっ水加工ポリエステル
保証 1年間の無償交換
特徴 ・肩ベルトの芯材にマットレス素材を採用
・サイドポケットが拡張式
・身体にフィットさせるチェストベルト

イオンのラクスタイルは、芯材にマットレス素材の低反発ウレタンを使用した肩ベルトで、負担を軽減するランドセル型リュックです。

肩ベルトを立ち上げるショルダーストラップつきで、肩ベルトがお子さんの肩のラインに沿います。

体型に合わせて位置を移動できるチェストベルトもついていて、リュックが身体にフィット。

肩への負担軽減とフィット感により、背負いやすいです。

収納力にも配慮され、メインルームには収納しやすい仕切りとPCポケットがついています。

サイドには拡張式のボトルポケットが配置され、1Lまでの水筒を収納可能です。

小物が収納できるマグネットポケットもあり、使いやすく仕上がっています。

初期不良があったときは、1年以内なら無償交換に対応。

本体価格は3万円以内と購入しやすい設定です。

肩や腰に配慮したランドセル型リュックを選びたい人は、イオンのラクスタイルを試しましょう。

ビームスのnorokkaは高低差のあるクッションで背負いやすい

ビームスのnorokkaの外観画像

出典:norokka / 自由なランドセル 本体 2025年入学用│ビームス

項目 内容
販売元 ビームス
価格 46,200円
重量 910g
素材 ・人工皮革
・CORDURA
サイズ 内寸:幅23cm×高さ36cm×奥行14cm
雨対策 ・撥水性のある生地を使用
・専用レインカバー付属
保証 6年間の部分保証
特徴 ・高低差のあるクッションで背負いやすい
・小さなお子さんも使いやすい上開きのかぶせ
・ランドセルの高さに余裕を持たせて荷物を多く収納

ビームスのnorokkaは身体に添いやすいよう背当てに高低差のあるクッションを採用し、背負いやすさに配慮しています。

登山バッグと同じカーブを描く肩ベルトは、身体に合わせて無段階で調整が可能です。

背当てと肩ベルトの工夫によりフィット感があるだけではなく、背中には風が通る隙間も設置され、蒸れを軽減してくれます。

norokkaのかぶせは上開きで、小さなお子さんでも使いやすい設計です。

従来のランドセルはかぶせを上に持ち上げる必要があり、1年生には使いにくい可能性も。

外観はランドセルと変えず、使いやすさを追及しています。

norokkaでは、側面に荷物を吊り下げるフックが配置されていません。

荷物をかけて片側に重心が寄ると身体の片側に負担がかかり、荷物が引っ掛かる原因にもなるためです。

代わりにランドセル内部の高さに余裕を持たせ、荷物を多く収納できる作りになっています。

norokkaに採用されているCORDURAは、高強度で撥水性を備えた生地です。

6年間の部分保証で以下の破損は修理または交換してもらえるため、長持ちします。

  • 留め具
  • ファスナー
  • 肩ベルト

身体に沿うランドセル型リュックを購入したい人は、norokkaを選びましょう。

ワークマンのESスチューデントデイパックはリーズナブルな価格が魅力

ワークマンのESスチューデントデイパックの外観画像

出典:ESスチューデントデイパック│ワークマン

項目 内容
販売元 ワークマン
価格 8,800円
重量 1,500g
素材 コーデュラナイロン
サイズ 外寸:縦35cm×横27cm×幅13cm
雨対策 本体に収納できるレインカバー
保証 商品不良のみ返金対応
特徴 ・購入しやすい価格
・アジャスターやチェストベルトがあり背負いやすい
・全方向に反射材を設置

ワークマンのESスチューデントデイパックは、1万円を切るリーズナブルな価格が魅力のランドセル型リュックです。

買い替えを前提として、入学時にまとめて費用がかかるのを避けたいときにぴったり。

重量が1,500gとランドセル並みの重さですが、以下の工夫で背負いやすさに配慮しています。

  • 肩ベルトはアジャスターでぴったり合わせられる
  • チェストベルトつきで身体にフィットする

肩ベルトの上下2か所にアジャスターがあり、身体にぴったり合わせられます。

チェストベルト採用でより身体にフィットする、疲れを感じにくい作りです。

全方向に設置された反射材は、暗い時間の下校でも車からの視認性を高めて事故を防いでくれます。

以下の一に補強板が入っていて、型崩れもしにくいです。

  • 背中
  • 側面

リーズナブルな価格のランドセル型リュックで入学時の経済的負担を軽減したい人は、ESスチューデントデイパックを選びましょう。

ファミリアのair ran.は12色の豊富なカラー展開

ファミリアのair ran.の外観画像

出典:air ran.│ファミリア

項目 内容
販売元 ファミリア
価格 79,200円
重量 850g
素材 ・人工皮革
・軽量ナイロン
サイズ 内寸:縦30cm×横25cm×マチ13cm
雨対策 撥水性のある生地を使用
保証 有償で6年間保証
特徴 ・12色の豊富なカラー展開
・かぶせや持ち手は人工皮革
・背当てや肩ベルト内部にクッション性のあるウレタンを使用

ファミリアのair ran.は12色の豊富なカラー展開で、お子さんの好みの色を選択できます。

ポップなカラーから落ち着いたカラーまで、幅広い製品から選択可能です。

かぶせ部分や持ち手には人工皮革が使用され、見た目がランドセルとあまり変わりません。

かぶせ部分と本体の間に極力隙間ができない仕様で、上品な仕上がりにもこだわっています。

本体部分には軽量ナイロンが採用され、850gの軽さを実現。

縫い込みタイプの底板が入っていて、軽量でもしっかりとした作りになっています。

タブレットポケットはベルトつきで深さがあり、タブレットが飛び出す不安を軽減可能です。

背当てや肩ベルト内部にはクッション性のあるウレタンが使用され、背中や腰への負担軽減に役立っています。

背当ての中央部分には空気の通り道がある、通気性にも配慮されたランドセル型リュックです。

幅広いカラーから製品を選びたい人や、ランドセルに近い見た目のランドセル型リュックを探している人には、ファミリアのair ran.が向いています。

ランドセルリュックUMIは漁網再生材を使用した環境に優しい製品

ランドセルリュックUMIの外観画像

出典:豊岡鞄ランドセルリュックUMI│ARTPHERE

項目 内容
販売元 ARTPHERE
価格 52,800円
重量 1,230g
素材 ・人工皮革
・漁網再生材のナイロン
サイズ(内寸) 内寸:幅25cm×高さ33㎝×奥行16cm
雨対策 撥水素材
保証 3年間無料保証
特徴 ・漁網再生材使用で環境に優しい
・特許出願中のショルダーベルトが荷重を分散
・背面部分に接触冷感素材を使用

ランドセルリュックUMIは、漁網再生材を使用した環境に優しい製品です。

環境配慮型の漁網再生材を主原料にした目的は、以下の2点。

  • 海の環境を守る
  • 子どもたちが環境問題を考えるきっかけになる

環境問題への対策と合わせて、使いやすさにも配慮したランドセル型リュックで、特許出願中のショルダーベルトが荷重を分散してくれます。

  • 体温で形が変化し子どもの身体にフィットする
  • 3種類の異なる芯材が荷重を分散する

ランドセルリュックUMIのショルダーベルトは体温で変化し、子ども一人ひとりの肩にフィット。

3種類の異なる芯材も採用され、荷重が分散されて軽く背負える仕組みです。

背面部分に接触冷感素材を使用し、空気層を確保する作りで夏場の蒸れを軽減します。

背面クッションにはやわらかい素材を使用し、背中が痛くなりにくいです。

マチが4cm広がる拡張ファスナー内蔵で、荷物が多い日にも対応できます。

荷重を分散する仕組みのショルダーベルトに魅力を感じる人は、ランドセルリュックUMIを選びましょう。

ランドセル型リュックを選ぶポイント5つ

ランドセル型リュックを選ぶポイントは、以下の5つです。

  • 教科書やノートが入れやすい
  • 背負いやすさに配慮されている
  • 雨への対策ができる
  • 見た目がランドセルに近い
  • 防犯ブザーやカバーの取り付けにも対応できる

ランドセル型リュックによっては、使い勝手や耐久性が普通のリュックとあまり差がないケースもあります。

ランドセルとしてリュックを使うなら、教科書やノートが入るだけの容量が必要です。

背負いやすさに配慮されていなければ、本体は軽くても荷物の影響でランドセルより重く感じられる可能性があります。

ランドセル型リュックの素材はナイロンやポリエステルが多く、撥水加工がされていなければ雨の日に使えません。

ランドセル型リュックを使いたくても、「周りからからかわれるのではないか」との不安を抱えているケースもあります。

見た目がランドセルに近ければ、あまり違いを感じません。

安全性に配慮するなら、防犯ブザーや交通安全ランドセルカバーの取り付けに対応できる必要があります。

お子さんが楽しく快適に通学できるよう、ポイントを抑えてランドセル型リュックを選びましょう。

教科書やノートが入れやすい形状か

ランドセル型リュックを購入するなら、教科書やノートが入れやすい形状か確かめましょう。

一般的なリュックは荷物を入れる部分が芯材で補強されておらず、自立できません。

ポケット部が自立できないタイプのランドセル型リュックを選ぶと、教科書やノートの出し入れが難しいです。

重みでリュックがたゆんで教科書やノートの角を曲げてしまうおそれもあります。

どれだけ丁寧に扱っていても教科書やノートがボロボロになってしまい、お子さんが嫌な思いをするきっかけになることも。

ランドセルとしてリュックを使用するなら、以下の工夫があり教科書やノートを入れやすい製品が向いています。

おすすめの形状 ランドセル型リュックの例
ポケットが芯材で補強されている ・フィットちゃん ゼロリュック
・リュッセル フライ
・わんパック
フルオープンできる ニトリの超軽量ランドセルN-シールドF
マチが拡張できる ・NuLAND
・ニトリの超軽量ランドセルN-シールドF
・ランドセルリュックUMI

ポケットが芯材で補強されていれば、入り口が下がらず教科書やノートが入れやすいです。

ランドセル型リュックを選ぶときは、形状がランドセルに近い状態でキープできるモデルにしましょう。

芯材が入っているモデルなら、素材がナイロンでも教科書を入れた程度ではたゆみません。

フルオープンできる仕組みなら、中身を見ながら荷物を出し入れできます。

マチが拡張できるランドセル型リュックは、荷物が多い小学校に通っているお子さんも使いやすいです。

とはいえランドセル型リュックに荷物を詰め込みすぎると、重くなりすぎてお子さんの負担になります。

ランドセル型リュックは立ち上がり型背カンを採用しているモデルも少なく、荷物がおもすぎると重心が後ろに下がります。

その分肩や腰に負担がかかってしまうので、荷物を入れすぎないよう調整しなければなりません。

大容量でマチが広がるリュックを選ぶときは、お子さんが負担なく背負える重さか、実際に荷物を入れて確認してから選ぶのがおすすめ。

展示会や店舗で背負ってみるときは、荷物の出し入れのしやすさも確認しましょう。

子どもの背負いやすさに配慮されているか

ランドセル型リュックを選ぶなら、背負いやすい工夫がされているかチェックしましょう。

ランドセル型リュックは本体がポリエステルやナイロンでできていて、やわらかめ。

全体が人工皮革や本革でできているランドセルよりも、フィットしにくい傾向です。

本体は軽くても、肩ひもや背当ての形状によってはランドセルの方が軽く感じられる可能性もあります。

今回紹介したおすすめのランドセル型リュックは、背負いやすい工夫を実施。

ランドセル型リュック 背負いやすい工夫の例
フィットちゃん ゼロリュック ・楽ッションの採用で負担を軽減する
・教科書ベルトが荷物を背中に密着させて軽く感じさせる
リュッセル フライ ・肩への食い込みを防ぐ肩当て
・無断調整ベルトで体格に合わせて負担を軽減する
イオンのラクスタイル ・肩ベルトの芯材にマットレス素材を利用して負担を軽減する
・チェストベルトでリュックを体にフィットさせる

例えばフィットちゃん ゼロリュックには、フィットちゃんのランドセルにも採用されている肩ベルト「楽ッション」が採用されています。

楽ッションは通常の肩ベルトよりも分厚く作られ、肩への負担を軽減する仕組みです。

立ち上がり型背カンも採用しているので、リュックの重心を上に引き上げて背負ったときの負担を軽減してくれます。

ランドセル型リュック独自の工夫として、教科書ベルトで荷物を背中に密着させ、軽く感じさせる工夫もあります。

リュッセル フライやイオンのラクスタイルも、肩ベルトやチェストベルトに工夫を凝らして背負いやすさを実現した製品です。

とはいえお子さんによって合う製品が違うので、ランドセルも含めて実際に背負い、体感重量や背負いやすさを確認しましょう。

雨への対策は考えられているか

ランドセル型リュックを購入するなら、雨への対策が考えられた製品を選びましょう。

ランドセル型リュックの素材はナイロンやポリエステルのため、撥水加工がされていないと水を通して教科書やノートが濡れます。

今回紹介したランドセル型リュックは、いずれを選んでも撥水加工やレインカバーの付属により雨対策が実施された製品です。

例えばビームスのnorokkaは、撥水性のある生地を使用した上でレインカバーも備えています。

ただし完全防水ではないので、濡れにくさを重視するならレインカバー付きのランドセル型リュックを購入しましょう。

後からレインカバーを買い足せば、レインカバーのないランドセル型リュックでも安心感を高められます。

ランドセルに近い見た目をしているか

ランドセルに近い見た目のランドセル型リュックを選ぶと、以下の問題を避けられる可能性が高いです。

  • 見た目の違いからからかわれる
  • お子さんが持つのを嫌がる

見た目が明らかにリュックサックだと、ランドセルとの違いの大きさからからかわれる、お子さんが持つのを嫌がるといった悩みが発生するケースもあります。

お子さんにとって、ランドセルは憧れのアイテムであり、小学生になるときに絶対背負えるもの、というイメージが強いです。

親の立場から考えればランドセル型リュックの方が軽くて安く、おすすめしたくなりますが、お子さんは機能面や予算面を理解してくれません。

お子さんがランドセルを希望しているなら、「1年生になったら背負える」と思っているアイテムを保護者の都合でリュックに変更してしまうことになりかねません。

お子さんの希望や保護者の考えをすり合わせるためにも、しっかり話し合ったうえでランドセルに近い見た目のモデルを優先して選びましょう。

見た目がランドセルに似ていれば、ランドセル自体種類が多彩なので本体がリュックでも目立ちにくいです。

ランドセルと見た目を似せるなら、かぶせが人工皮革のランドセル型リュックを選びましょう。

  • フィットちゃん ゼロリュック
  • リュッセル フライ
  • ファミリアのair ran.
  • ランドセルリュックUMI

展示会や店舗で実物を確かめると、ランドセルに近いか確認できます。

ただしランドセルに近い見た目のモデルは、人工皮革を採用している分価格が高めになります。

5万円以上するランドセル型リュックも多く、価格面では普通のランドセルと変わりません。

安さのみを重視してランドセル型リュックを選ぶなら、お子さんとしっかり意見をすり合わせて「本当にリュックにするべきか」を考えましょう。

お子さんは自分が希望したランドセルを選べなかったことを、悲しい思い出としてずっと覚えています。

お子さんがどうしてもランドセルがいいと希望するなら、お互いが納得できる落とし所が必要です。

安さを重視するなら、ランドセルでも型落ちモデルで1~2万円ほどで購入できるケースがあります。

保護者として何を1番重視したいか、考えをまとめて決めていきましょう。

防犯ブザーやカバーを取り付けられるか

ランドセル型リュックを選ぶときは、安全に登下校できるよう以下の点もチェックしましょう。

  • 防犯ブザーを取り付けるDカンがある
  • 反射材がついている
  • ランドセルカバーをかけられる

ランドセルは防犯や安全性を意識して、防犯ブザーの取り付けが可能です。

暗いときの事故防止を目的として、反射材も採用されています。

万が一に備えて、ランドセル型リュックを選ぶときも防犯ブザーを取り付けられるDカンと反射材がついた製品を選びましょう。

フィットちゃんのゼロリュックや池田屋のエアリュックなど、多くのランドセル型リュックに防犯ブザーを取り付けるDカンが付属。

冬の夕方や遅い時間の帰宅時に備えて、反射材も採用されています。

例えばフィットちゃんのゼロリュックは、かぶせの縁全体が光る仕様で目立ちやすいです。

NuLANDのランドセル型リュックは、反射光の角度によってオーロラのように変わる特殊な反射材を採用しています。

反射材の変化によりリュックが目立ちやすく、暗い中で事故に遭う可能性を減らす仕組みです。

交通安全ランドセルカバーの装着ができるかチェックする

1年生には黄色いランドセルカバーが配布され、安全対策が実施されています。

ランドセル型リュックにも、かぶせがあればランドセルカバーをつけられる可能性が高いです。

例えばNuLANDやニトリの超軽量ランドセルN-シールドFは、公式サイトで市販のランドセルカバーも装着できると案内しています。

市販のランドセルカバー、レインカバー、チェストベルトなどは使えますか?
お使いいただけます。NuLANDオリジナルのレインカバー、チェストベルトも販売しております。

出典:よくあるご質問│NuLAND

かぶせがないとランドセルカバーをつけられないので、1年生のうちはかぶせのあるランドセル型リュックを選びましょう。

池田屋のエアリュックのようにかぶせをつけ外しできると、状況に合わせて使いやすいです。

ランドセル型リュックの購入を検討している人によくある質問

ランドセル型リュックの購入を検討している人によくある質問は、以下の通りです。

  • ランドセル型リュックにも保証はついていますか?
  • ランドセル型のリュックでもカッコいいデザインやおしゃれな色は選べますか?
  • ランドセル型リュックを選んで後悔する可能性はありますか?

ランドセルを購入すると多くのケースで6年間の保証を受けられるので、ランドセル型リュックの保証が気になるとの声もあります。

ランドセル型リュックは商品展開が少ないので、デザインや色が気になる人も。

ランドセル型リュックのはランドセルと異なるため、後悔する可能性があるか不安を感じる可能性もあります。

気になる点がある人は事前にチェックして、ランドセルとランドセル型リュックどちらを選ぶか判断しましょう。

ランドセル型リュックにも保証はある?

ランドセル型リュックは、商品によって保証を受けられるケースもあります。

今回紹介したランドセル型リュックの保障内容の例は、以下の通りです。

ランドセル型リュック 保証
フィットちゃん ゼロリュック 6年間有償修理保証
※生地交換の伴う修理以外は無償
エアリュック 6年間無料修理保証
NuLAND 1年間の無料修理保証
リュッセル フライ 15,000円で6年間無償修理保証
わんパック
超軽量ランドセルN-シールドF 1年間の保証
ラクスタイル 1年間の無償交換
norokka 6年間の部分保証
ESスチューデントデイパック 商品不良のみ返金対応
air ran. 有償で6年間保証
ランドセルリュックUMI 3年間無料保証

6年間の無料保証があるのは、エアリュックです。

フィットちゃんやnorokkaは、不具合の内容によっては無償で6年間修理してもらえます。

NuLANDや超軽量ランドセルN-シールドFは1年のみ、ランドセルリュックUMIは3年のみの保証です。

リュッセル フライやair ran.は、有償で6年間の保証をつけられます。

ランドセル型リュックの保障内容は製品によって大きく違うので、購入前に補償内容もチェックしましょう。

ランドセル型のリュックでも希望のデザインを選べる?

ランドセル型リュックでも、カッコいいデザインやおしゃれな色は選べます。

例えば池田屋のエアリュックは、かぶせが人工皮革のタイプだけでも18色のカラーを用意。

ファミリアのair ran.は12種類のカラーがあります。

ただしランドセルのように刺繍が入ったタイプはほとんど見られません。

幅広い商品から選べますが、デザインにこだわるならランドセルを選んだ方がいい可能性もあります。

例えばフィットちゃんや天使のはねのように、体感重量を軽くする工夫がされたランドセルも選択可能です。

本体がランドセル型リュックより重くても、実際に背負ったら軽く感じられるケースもあります。

デザインにこだわりたい人は、ランドセルも背負って軽さや背負いやすさを確かめましょう。

ランドセル型リュックを選んで後悔する可能性は?

親子で納得して購入すれば、ランドセル型リュックを選んでも公開する可能性は低いです。

「親は勧めたいけれど子どもが嫌がっている」「子どもは乗り気でも親は心配」といったときは、ランドセルと両方背負ってから最終決定しましょう。

見た目が違い過ぎると、からかわれたりお子さんが嫌がったりするケースもあります。

周りの目が気になるなら、かぶせが人工皮革のランドセル型リュックを選びましょう。

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