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2012年05月29日
『フルーツパーラー・テクニック』
『フルーツパーラー・テクニック』
著者:タカノフルーツパーラー
発行年月:2012年5月31日
判型:B5 頁数:176頁
新宿高野は1885年創業。
タカノフルーツパーラーの誕生は1926年です。
そんな老舗フルーツパーラーですから、扱うフルーツも上質です。
はじめて見る(味わう)ものもあり、大変楽しませていただきました。
フルーツは、さまざまな品種が次から次へと出てくるものらしく、
一昔前の人気フルーツは、すでに流行らなくなっていたりします。
たとえばブドウは、皮の厚い巨峰などより、
シャインマスカット、ロザリオ・ビアンコ、ピッテロビアンコといった
皮ごと食べられる品種が近年人気です。
パキッとした食感が、新しいおいしさです。
◎シャインマスカット
大粒の黄緑色で、酸味は少ないく、
糖度が高い。
種ナシで皮も薄く、香りも豊かなのが特徴。
◎ロザリオ・ビアンコ
粒が大きく黄緑色で、皮が薄く、
甘みが強くて上品な食味が特徴。
◎ピッテロビアンコ
細長い果粒の形がユニーク。
緑色で、酸味が少なく爽やかな甘み。
果肉がしまっていて、
コリコリとした食感が楽しめる。
イチゴの品種も多く、味わいの違いが楽しめます。
本にも登場している白イチゴ(初恋の香り)は大変高価なものですが、
珍しさもあって、とても人気があるそうです。
投稿者 webmaster : 2012年05月29日 17:23