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2015年01月20日
『包丁入門』
『包丁入門』
著者:加島健一
発行年月:2015年1月21日
判型:A5 頁数:112頁
本書の企画が通ったあとで、
大阪で初めて著者の加島さんにお会いしました。
阪神百貨店の超繁盛鮮魚店にお勤めと聞いていたので、
はちまきが似合う職人さんを思い描いていたのですが、
待ち合わせの場所には、スーツに身を包んだ細身の方が立っていました。
「えっ、ご本人?」と目を疑ってしまいました。
しかし話が「包丁と砥石」に及ぶと、俄然本領発揮です。
謙虚な語り口ですが、その知識は相当なものです。
原稿を補足するために、イラストを入れることになり、
イラストの下絵は、細かい説明つきで加島さんが描いてくれました。
この下絵を基にして、イラストレーターの高村さんがイラストをおこしました。
さて無事本文の校了を終えて、2014年師走。
百貨店では目が回るほどの年末を走りきり、
そして新年10日、11日は「本マグロの解体ショー」で大忙しだったとか。
そんなときでも、よく切れる包丁があれば、なんのその。
魚屋さんで十本以上の包丁をそろえて仕事をしている人はまれだそうです。
「よく切れる包丁があれば、ストレスなんてありません。
なめらかに切れるので、ツヤのある切り身を引くことができます。
そうすると料理の味も変わるはず」
と加島さん。
納得です。
みなさんも、包丁の研ぎ方、見直してみませんか?
投稿者 webmaster : 15:25