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2020年07月16日
だしの研究
著者:柴田書店 編
発行年月:2020年7月30日
判型:B5 頁数:216頁
「だし」。なんて地味なテーマ・・・。
自分で企画を出しておきながら、最初はそう思ったものでした。ところが、取材をはじめてみると、とてもとても奥が深い。一番だしひとつをとってみても、料理人さんそれぞれの考えがあり、方法があるのですね。そして、「科学」を通して見た「調理」のおもしろさ。料理人さんには、なにを今更と言われそうですが、やはりとても興味深いものでした。
取材中に耳にした、年々昆布が採れなくなっているという情報は、少し、というかだいぶ気になるところです。もし昆布が無くなってしまったら・・・。あまり想像できませんが、おそらく日本料理は今とはだいぶ違うものになるのではないでしょうか。しばらく昆布たちから目が離せません。
投稿者 webmaster : 17:00