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2021年09月09日
味・香り 「こつ」の科学 おいしさを高める 味と香りのQ&A
著者:川崎 寛也 著
発行年月:2021年9月1日
判型:A5 頁数:288頁
巻末に、著者が引用・参考にした文献をまとめて掲載していますが、その数は215にのぼります。
1行の文の後ろに、いくつもの論文が存在することも珍しくありません。普段はほとんど意識することはありませんが、料理は科学なのだと、あらためて気づかされます。
調理科学に限っても、世の中にある論文の数は膨大で、さまざまな研究がさまざまなところで行われていることがわかります。
とはいえ、著者は「料理人は科学を学ぶべし」といっているわけでありません。ただし「科学的な考え方」は、たとえば新しい料理を考える際にもおおいに役立つといいます(具体的な方法は本書228頁をご覧ください)。
プロばかりでなく、家庭の料理にも役立ちそうな内容です。
投稿者 webmaster : 2021年09月09日 20:00