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2022年10月25日
Patissier パティシエ Vol.3
著者:柴田書店 編
発行年月:2022年10月24日
判型:A4変 頁数:160頁
第1号の香り(嗅覚)、第2号の食感(触覚)に続き、第3号では見た目(視覚)に焦点をあて、認知心理学を専門とする立命館大学の和田有史教授にご登場頂きました。
食への関心も高い和田教授のお話は非常に興味深く、菓子のデザインを考えるうえでも参考になることが多いはずです。
ショーケースに並ぶ生菓子は、まず見た目で印象が決まりますから、選んでもらうためには、「おいしそう」な見た目が重要になります。
今回お話を伺ったシェフ達は、食欲を刺激するような美しいデザインにもこだわり、さらにその見た目からの期待を上回るおいしさの表現にも力を入れていました。
ちょっぴりぜいたくで、幸せな気持ちになる菓子は、味、香り、食感、そして見た目も印象的で魅力的。デザインにはつくり手の個性も反映されやすいように感じました。
投稿者 webmaster : 18:30
2022年10月07日
古くて新しい 日本の伝統食品
著者:陸田 幸枝
写真:大橋 弘
発行年月:2022年10月14日
判型:A5 頁数:560頁
なにせ「月刊 専門料理」に連載していたのが、2007年から2017年。
写真のほうは、カメラマンの大橋氏がお持ちのスキャンデータがありましたが、文字データは、印刷所と社内保管が一部あるのみで、半分以上は掲載誌を見ながらの手打ち作業となりました。
写真を選ぶのが、またひと苦労。どれを掲載すべきか、また、大きく載せるのか…。
悩んで選んだ写真ですが、個人的な好みが反映されていることは否めません。
ワカサギ投網漁の網を投げる漁師(p.441)、
満月と切り干し大根の組み合わせ
(カラー:p.274)は、特にお気に入りです。
投稿者 webmaster : 14:07