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バーの主人がこっそり教える 味なつまみ
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東京・銀座の繁盛バー「ロックフィッシュ」の主人が、酒に合うつまみ170品を紹介。
ありそうでなかった新しい味に出会える1冊。
- 発行年月
- 2009年7月27日
- 判型
- A5変
- 頁数
- 136頁
- 著者
- 間口 一就 著
- 定価
- 1,870円(税込) 品切れ
- ISBN
-
978-4-388-06057-3
東京・銀座というバーの激戦地にあって、連日大繁盛の『ロックフィッシュ』。店主でありバーテンダーである間口氏のつくる同店特製のハイボールと魅力的なつまみの数々、どこかなつかしくてほっとするような店の雰囲気が、酒呑みの心をつかんでいるのでしょうか。そんな『ロックフィッシュ』の主人が、日夜没頭しているのが、つまみづくり。その中から選りすぐりの170品を本書で紹介します。
「惣菜的なつまみ」ではなく、酒のプロが「酒に合う」ということを念頭においてつくったことが、巷に出回っている「つまみ本」と一線を画するところ。
(1)酒のプロが考えたつまみ本 (2)バーカウンター内(手狭な厨房や台所)でつくれる手軽さ (3)新しい味の組合せや手法 (4)酒がすすむ軽いつまみ ── 以上が本書のウリ。
酒好き料理好きの心をくすぐる、見るだけでも楽しい奇想天外な「つまみワンダーランド」です!
レシピの難易度:★ ぱらぱらと読みやすいハンディなA5変型サイズ。厨房やカウンターで開いたり、電車の中で読むのに便利です。このサイズ、男性好みの判型とも言えます。いかにも「こっそり教える」雰囲気でしょう? つくり方が複雑なつまみはありませんので、レシピは写真のすぐそばにコンパクトにまとめて使いやすくしました。一品ごとにちょこっと添えた、間口さんの一言が、料理をいっそう楽しくしてくれます。
ちなみに見返し(表紙を開いたところの別紙)の黄色い地色(なんとウイスキーという名称の色です)一面に刷り込まれたゴールドの魚は、店のトレードマークのロックフィッシュ。カサゴなどの根魚という意味で、これらの魚は、バーに根付いた数多くのお客さんたちを表しています。カバーに描いたバーテンダーのモデルは店主間口さん。よく似ています。題字はデザイナーが自らつくってくれた味わいのある文字です。
第一章から第四章までの構成。章がすすむごとに少しずつ手間が増えてきます。
加熱いらず、切るだけで、素材同士の味の絶妙な組合せが楽しめる第一章。ソースや調味料を掛けたり、素材同士を合わせたり混ぜるだけでつくる第二章。火にかけたりオーブンに入れるだけでつくる第三章。仕込みに時間がかかったり(干したり、漬けたりの時間です)ちょっとワザが必要な第四章という流れです。酒をつくるのが本職のバーテンダーさんでも、手軽にできそうなところが魅力です。
もちろん酒好きの紳士淑女のみなさんにもぜひ読んでつくっていただきたい一冊です。
- [担当編集者より]
- とにかく驚くようなつまみが勢ぞろい。ブルーチーズとあんこを組合せたり、薄く切った揚げパンに砂糖をまぶして冷凍したり、飴やマシュマロを溶かしてつまみに使ったり・・・。その発想が新しくって楽しい! しかもどれもが旨い! そのうえ簡単とくれば言うことなしです。「芋を蒸しておく」程度の仕込みさえしておけば、その場で簡単手早くできるつまみばかり(手馴れているとはいえ、間口さんは1時間あまりの撮影で、30品のつまみを次から次へ、どんどん出してくれました。さすがプロ! カメラマンも出来立てのおいしいところをあっという間にアングルを決めて撮ってくれました)。
おいしいもの好き、料理好きのあなたならば、必ず欲しくなる本です。
◎間口一就(まぐち・かずなり)
銀座「ロックフィッシュ」店主。
愛媛生まれ。おとめ座のO型。
大学時代から、大阪の「サンボア」で働き、北浜(大阪)で「ロックフィッシュ」を立ち上げる。2002年バーの聖地銀座(東京)に出店する。
「ロックフィッシュ」の看板商品はハイボール。「つくろう、ハイボールブーム」をスローガンに、日々、身を粉にする。
個性的なつまみのメニューも魅力。開店15時を待ちロックフィッシュに飛び込む常連さんも多い。日夜、酒に合うつまみづくりが趣味という。
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