食とフードビジネスの未来を創る[フード・ラボ] by 柴田書店



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10の素材の肉料理十時 亨のフレンチテクニック

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フランス料理のメインである、肉料理の基本から応用まで。部位やブランドの違いをとらえ、的確な火入れを探る。
発行年月
2011年8月25日
判型
A4変
頁数
192頁
著者
十時 亨 著
定価
4,180円(税込) 在庫あり
ISBN
978-4-388-06127-3


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フランス料理の主役を務める「肉料理」の作り方を、素材別に紹介するカラー技術書。
2001年に『月刊専門料理』誌上で連載し、好評を博した技術講座「肉を調理する」の待望の単行本化であるが、あらたにイノシシ、野鳥の2章を立てたほか、多くの追加撮影を行ない、料理数は連載当時のほぼ倍の82品に。部位や品種、フレッシュか冷凍か、産地や飼育方法の違いなども考慮に入れつつ、肉の特性に応じた適切な火の通し方を考える。

レシピの難易度:★★★

取り上げる素材は牛、豚、鶏、仔羊、鴨、ハト、ウサギ、シカ、イノシシ、野鳥の10ジャンル。全10章とも、定番料理の作り方や素材知識、肉のトリミングやさばき方のような下ごしらえの方法を解説する基礎編と、メニューバリエーションとそのレシピからなる2部構成であり、さらに章末にその素材を調理するときのポイントを簡潔に示す。

10の素材の肉料理(見本)

10の素材の肉料理(見本)

ダイナミックさが売り物の肉料理らしく、大きな版型の本のほぼ1ページを使って料理写真を大きく紹介。それでいて隣ページには調理プロセス写真と作り方の説明文を入れ、見開きで完結した見やすいレイアウトにしてある(ごく一部料理はプロセス写真省略あり)。

10の素材の肉料理(見本)

10の素材の肉料理(見本)

[担当編集者より]
ありそうで意外に少ない肉料理の専門書。ステーキやローストなどの基本中の基本の料理の細かいノウハウを逐一見せる一方で、ハムやソーセージのような加工品の自家製法や、コンフィや包み焼きなど各種の調理技術を駆使したメニューバリエーションを網羅する。牛のロース肉の熟成の進み方による変化や、豚や鶏を各品種ごとにローストしてその火の入り方や特徴を比較するなど、マニアックな考察は本書ならでは。

*編集部だよりは、こちら

◎十時 亨(ととき・とおる)
1956年福島生まれ。渋谷「レジャンス」、銀座「レカン」などで修業後、83年渡欧。フランス北部から南部、ベルギーなどの10軒余りを回る。1988年帰国後、青山「ラ・クロワゼット」、銀座「レカン」総料理長を経て、2003年12月「レディタン ザ・トトキ」を開店。2002年フランス調理師協会功労賞受賞。

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