◎Bruno Le Derf (ブルーノ・ル デルフ)
フランス、ノルマンディーに生まれ。15歳から製菓を学び、1990年よりガップの「ドミ・デリス」、リールの「ル・サージュ」でパティシエとして働きはじめる。その後1年間の兵役を務め、レンヌの「ル・デュック」でパティシエ、ショコラティエとして働き、ストラスブールの「ネゲル」、ブリュッセルの「マイユ」では、ショコラティエ・シェフに就任。「コンパニョン・パティシエ・デュ・ドヴォワール(菓子同業者組合)」の一員として認められる。98年に来日。横浜の「ジャン・ミエ」でパティシエ、ショコラティエのシェフに就任。99年からフランス料理、菓子、パン学校であるル・コルドン・ブルー日本校でシェフパティシエとして教育の現場にたずさわり、2004年同校のパティスリー、ブランジュリー部門の主任教授となる。09年パティスリー、ショコラトリーのコンサルタントとして独立し、国内外で活躍。12年6月にフランスに帰国し、8月にブルターニュの地でショコラトリーを開業。
日本で開催された「世界パティスリー2009」では、チームフランスとして銀メダル、味覚部門において1位を獲得。07年フランスで職人に与えられる名誉あるタイトルMOF(Meilleur Ouvrier de France:フランス最優秀職人)を、ショコラトリー‐コンフィズリー部門で獲得する。