食とフードビジネスの未来を創る[フード・ラボ] by 柴田書店



本サイトは個人情報の入力の際には、ブラウザとサーバ間でSSL暗号化通信を行い、入力データの第三者への漏洩を防止し、安全にデータの送受信が行えます。

ナポリ野菜料理南イタリア、美味の知恵

拡大表示

南イタリア料理の神髄は野菜にアリ。豊富なバリエーションに込められた、美味の知恵
発行年月
2015年2月2日
判型
B5変
頁数
152頁
著者
杉原 一禎 著
定価
2,750円(税込) 在庫あり
ISBN
978-4-388-06204-1


   希望のネット書店を選択、矢印をクリック


◎ナポリの「魂」、野菜が主役の料理
ナポリはじめ南イタリアの「食文化の土台」である野菜料理の本。
それは肉料理や魚料理の脇役ではなく、あくまで「野菜が主役」の料理。つくり方はシンプルで、美味しさのインパクトはとてつもないもの。
南イタリア庶民のグルメパワーにあふれ、世界中の人々を惹きつけてやまない料理ばかりです。
本書は、ナポリ料理のエキスパートとして知られるシェフが、ズッキーニのマリネ、ペペロナータ、青菜のソテーといった基本の伝統料理を中心に、79品を紹介。本場の料理ニュアンスと調理のポイントを、プロの視点でていねいに分析、解説します。

レシピの難易度:★★

◎「野菜天国」ならではの素材バラエティ
ナポリといえばトマト?――いやいや、トマトが普通に使われてたかだか200年。そのはるか以前から凡百の野菜があり、人びとはそれをおいしく、バラエティ豊かに味わってきました。夏はナス、ズッキーニ、ピーマン、みずみずしい豆料理、冬はキャベツにカリフラワー…etc。
そして南イタリアのソウルフード、青菜料理!トマトはトマトで、ステレオタイプのイメージとはちょっと異なる、南イタリアならではの使い方のニュアンスがあります。
世界中でおなじみのポピュラー野菜から地方色あふれる青菜類まで、「野菜天国」ならではの1年の素材バリエーションが本書の主役。それぞれの素材の特徴から基本の使い方、レストラン料理への展開まで幅広く紹介します。

【テーマ素材の例】
ズッキーニ/ナス/ピーマンとシシトウ/トマト/フレッシュな豆/ルーコラ/レモン/カボチャ/ラディッキオとプンタレッラ/青菜(フリアリエッリ、スカローラ、黒キャベツ、チーマ・ディ・ラーパ、ブロッコリ・ディ・ナターレなど)/キャベツ/カリフラワー/ウイキョウ/アーティチョーク//乾燥豆、オリーヴ、クルミ

ナポリ野菜料理(見本)

ナポリ野菜料理(見本)

◎「イタリアらしい美味しさ」って何?
野菜でお腹をいっぱいにするための工夫、ひとつの素材を飽きずにおいしく食べるための工夫――それが、南イタリアの野菜料理の原点です。めったに肉は食べられなくても「今日収穫した野菜」で美食生活を堪能してきたのが、この土地の人たち。だから野菜料理のあらゆるディテールに知恵があり、美味しさとはかくあるべしというポリシーがあるのです。

1品1品はとてもシンプル。だからこそ目指すべき「おいしさの着地点」と、そこに行き着くための「調理の勘どころ」が大切になります。本書のレシピ解説を通して、イタリア料理のコンセプトが見えてくるはずです。

ナポリ野菜料理(見本)

ナポリ野菜料理(見本)

◎杉原一禎(すぎはら・かずよし)
1974年兵庫県生まれ。西宮市の「ペペ」でイタリア料理の修業を始める。1997年に渡伊。カンパーニア州ナポリの「ラ・カンティーナ・ディ・トゥリンフォ」で2年間、同州ソレント郊外の「トッレ・デル・サラチーノ」で2年間修業。さらに製菓店等でも学び、ナポリおよび南イタリア全般の、プロの料理、家庭の料理、菓子に関する経験を積む。帰国後2002年に芦屋市内に「オステリア・オ・ジラソーレ」を開業。2014年7月に移転、バール併設のリストランテとして再スタート。
著書に『プロのためのパスタ事典』(共著、柴田書店刊)がある。

[目次PDFを見る]

関連商品

イタリア料理店10店のつまみと前菜146
定価3,080円(税込)
日めくりパスタ 
定価2,750円(税込)
パスタ事典
定価3,960円(税込)
イタリアの地方料理
定価6,160円(税込)
ピッツァ・ナポレターナS.T.G.
定価3,520円(税込)
ピッツァ
定価2,090円(税込)
イタリア料理 野菜のチカラ
定価3,080円(税込)
熟成肉
定価3,080円(税込)
会社情報採用情報個人情報の取扱い特定商取引法に基づく表示WEBサイト利用規約著作権についてお問い合わせ広告に関するお問い合わせ