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コロナ禍を経て、居酒屋業界は都市部とローカル、付加価値と低価格、Z世代と大人たち……さまざまな二極化が進んだといわれています。激動を乗り越えて新たなフェーズに入ったわけですが、その居酒屋業界ではいま、新しい感性と未来を切り拓くパワーに溢れる店が次々と登場しています。トレンドを寄せ集めた店ではなく、圧倒的なオリジナリティとクリエイティビティのある店が強い時代がやってきたわけです。そこで、本誌ではトレンドを「つくる」側の立場にあるイマドキな酒場とその店主、料理にクローズアップします。愛を以て酒場を営むスターオーナーたちのパワーを浴びることができる、業界関係者と酒場ラバーに必読の1冊です。

●New Openのイケてる店、尖ってる店16
Japoni（大阪）
THE MUSEN IN SHOCK（大阪）
KURODARUMA（大阪）
肉料理PINE（大阪）
嚏 アチュー（東京）
二甲立食店（大阪）
食堂しおとさけ（福岡）
なまけ（東京）
nanca（東京）
びゃく（東京）
808labo（東京）
焼鳥エナミ（大阪）
ゑぶり場亭゛（神奈川）
バルタン本店（広島）
焼鳥 納屋橋リバーサイド（愛知）
らいが（山口）

●料理を「今っぽく」する講座
中華エスニック ちょい足しテクニック／「Fun Fan」
“器で価値上げ”のすゝめ／「博多小皿鉄板べっぴんしゃん」
自然体盛りつけテクニック10／「goffo」
売れる料理を連発！おきかえ商品開発「ヨコボリ」

●掲載店の定番メニュー自信作レシピ60品
#1 ポテサラ・フラポテ／　#2 春巻き・焼売・餃子　他

●ナチュラルワインとクラフトジンの今とこれから。
●漬け込みドリンクLet’s Try!


ほか

[担当編集者より]

とある取材先のお店の店内の壁に「居酒屋2019」の表紙が貼られていました。そのオーナー様に理由をお聞きすると、「この本を隅々まで読み込んで独立１号店の業態をつくり込んだんです。思い入れのある雑誌に今度は取り上げてもらえる立場になれたと思うと感慨深い」、と。経営数値なども含めていっさい出し惜しむことなく様々なノウハウを教えて下さったのは、そうした経緯があったからだとわかりました。
居酒屋業界の成功者から挑戦者へと、ノウハウや情熱のバトンを繋ぐお手伝いができたら、という思いでこのMOOKをつくりましたが、まさにそれをリアルな場で実感できたことがとても嬉しく、印象的でした。本誌をお手にとってくださった方の中に次なるスターオーナーがいるかもしれないと思うとワクワクが止まりません。
居酒屋業界の未来をつくる店主予備軍の方々のもとに、どうかこの本が届きますように…！

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