スタッフの数や設備に限りがある小さなレストランやカフェでも、パンを自家製するところが増えています。
「原価が抑えられる」「材料選びからこだわれる」「自分の料理に合うパンが出せる」などのメリットの一方で、「なかなか満足のいく味が出せない」「アイテム数が少ない」という不満の声も多いもの。
この本のテーマは、小規模店でもベーカリーに引けを取らないおいしいパンを焼くこと。ミキサーやホイロなどの専門機器を使わずに、どの厨房にもある道具で、粉500gから作れる手法を、ていないなプロセス写真で解説。料理やチーズに合うハード系の食事パンからクロワッサンやブリオッシュ、カフェで人気のベーグル、ピタまで19のパンをラインアップ。注目の天然酵母についても紹介します。
最初に粉と材料を合わせていくところから、最後の焼きあがったパンの状態まで、細かく追ったプロセス写真がこの本の特徴。温度と時間だけでは判断できないことも多い、発酵時の生地のふくらみ具合なども、写真で確認しながら作業が進められます。
◆担当編集者より
これまで、「パンの解説書」といえばベーカリーか一般家庭を対象としたものが大半。レストランやカフェでそれらのレシピをもとにパンを作ろうとすると、分量が多すぎたり、専門の器具が必要だったり、はたまた味の面でもの足りなかったり……というのが現状でした。
それを解消し、小規模店でもおいしいパンが焼けるレシピを、と作ったのがこの本。ホイロなどの専用機器がなくても、粉500gからでもおいしくできるレシピを掲載。
それを解消し、小規模店でもおいしいパンが焼けるレシピを、と作ったのがこの本。ホイロなどの専用機器がなくても、粉500gからでもおいしくできるレシピを掲載。