2004年7月の刊行以来好評を博している『菜菜ごはん』の第2集。
肉、魚、卵、乳製品などの動物性素材を使わず、砂糖、だしも加えずに、野菜や豆、海藻などの植物性素材だけでととのえた料理という“菜菜ごはん”のコンセプトはそのまま、メニューにいっそうの広がりをプラス。
ごぼうやセロリ、納豆など新たに17種類の素材別レシピをとり上げたほか、休日のブランチなどにもおすすめのパスタやサンドイッチ、おしゃれなおやつメニューなども充実させています。シンプルでいてアイデアフルな、満足感あふれる約120品を収載。今回も身近な材料ですぐにつくれるレシピばかりです。
「植物性素材だけだからこそのおいしさ」をさらに自由に楽しめます。
1.和風、洋風、エスニック風…とよりバラエティ豊かになったメニューに合わせ、器やクロス使いもより楽しさを増しています。
洋皿に和風のおそうざいを盛る(見事に調和しています!)など、遊び心もいっぱい。食事を大切に楽しむ食卓が伝わってきます。素材と料理の特徴をとらえた美しい写真を効果的に生かしたレイアウトで、ページを繰るだけでも心がなごみ、お料理心を刺激します。
2.「素材別おそうざい」の章は、各ページにテーマ素材のアイコン写真入りです。各素材のお料理への変化を見比べるのも楽しい。
3.カバー写真は既刊同様、すべて登場メニューで仕立てた献立プレートです。裏写真では各お料理が素材に入れ替わる仕組みです。
1.「素材別おそうざい」と「めん、パン、おやつのメニュー」の大きく2部構成です。「素材別おそうざい」では既刊同様、各素材ごとに、その素材をおもに使った主菜や副菜、汁もの、ごはんものなどをバランスよくご紹介。続く「めん、パン、おやつのメニュー」は、万能つけだれ、焼きうどんと焼きそば、ラーメン、パスタ、スプレッド、サンドイッチ、ソフトビスケット、おまんじゅう、ドリンク、野菜のコンポート…というラインアップ。“菜菜ごはん”の幅広さを実感できる内容です。
2.P.10からP.11の「気ままにアレンジ 菜菜ごはん」では、2つの献立例をご紹介。献立づくりの参考にもなる楽しいページです。
今回も、著者の豊かな発想と素材使い(たとえば、高野豆腐をすりおろして加えて炒り豆腐にしてしまいます!)は独自の魅力にあふれるもの。すぐにつくってみたくなる、くり返しつくりたくなるレシピがいっぱいです。“菜菜ごはん”の楽しさをますます実感してください!