肉、魚、卵、乳製品などの動物性素材と砂糖を一切不使用、植物性素材だけでつくるレシピが大好評の“菜菜(さいさい)シリーズ”。第5弾のテーマは「おつまみ」です。
著者のカノウユミコさんは断言します、「野菜ほどおつまみに最適な食材はない!」と。
おつまみに大事な要素である香り、滋味深い味わい、自然な甘み、美しい色と形、食感……これらをすべて有しているのが野菜です。
本書では、身近にあるおなじみ野菜を使い、毎日楽しめるように使う材料は少なく、お酒を片手でもつくれるように工程は極力シンプルに。簡単&ヘルシーなおつまみを136品紹介します。
◎この野菜さえあれば 素材別おつまみ
じゃがいも、にんじん、キャベツ、トマトなどの身近な野菜にフルーツ、こんにゃくなど、18素材92品のおつまみを紹介。野菜ひとつあれば、かんたんにつくれるように意識したレシピが中心なので、冷蔵庫にあるものですぐにトライできます。
◎季節を問わず食べたい 豆腐と乾物のおつまみ
おつまみの定番といえば冷ややっこや湯豆腐。かんたんなうえ、しみじみおいしくみんな大好きなメニューです。そんな万能な豆腐をはじめ、油揚げ、厚揚げ、高野豆腐、かんぴょう、切干大根を使ったレシピが32品。ヘルシーなうえ、お財布にもやさしいおつまみは日々役立つこと間違いなしです。
◎お酒に合います おつまみごはん
「締めのごはん」ではありません。お酒と一緒に楽しむ「おつまみごはん」が12品。食べやすいひと口サイズのもの、さっぱり味のおすし、あとをひくチャーハンに炊きこみごはん……ほかのおつまみがいらないほど、大満足のラインアップです。
菜菜シリーズは、盛り付けや器を楽しみにしてくださる読者も多く、スタイリングも毎回気合いが入ります。今回はテーマがおつまみ。小ぶりの器に1人分ずつちょこんと盛るなど、おつまみならではの盛り付けや器使いにも注目です。最近ブームの「おうち飲み」にも参考になりそうな写真が満載です。
◎菜菜シリーズに登場する器やクロス類は、スタイリストの三谷亜利咲さんが準備してくださるのですが、今回は青山にある「うつわ謙心」さんの器もいくつか用意くださいました。
「うつわ謙心」
野菜がいきいきと映える器です。
*編集部だよりは、こちら