豚肉は、鶏肉とともに使いやすい肉です。スーパーマーケットや精肉店でも、部位別に、そして薄切り、しゃぶしゃぶ用、ソテー・とんかつ用、塊と、作る料理に合わせた形状で売られています。できればこの形状を上手に活かして、料理の幅を広げたいと思うのですが、作るのはなぜかいつも同じ料理になりがちでは?
そこで、豚肉料理のレパートリーを広げていただこうと、作ったのが本書。和・洋・中、3人の料理人の方に、ご家庭でも作りやすい料理を作っていただきました。
大きくは、薄切り肉、厚切り・塊肉、挽き肉、レバー・心臓・豚足と、4つのブロックに分かれています。
薄切り肉の中で、ロース・肩ロース肉、モモ肉、バラ肉、しゃぶしゃぶ用と分かれ、厚切り・塊肉の中もロース・肩ロース・肩肉、ヒレ肉、モモ肉、バラ肉・スペアリブと分かれていて、とても使いやすい構成です。
今日スーパーで買った肉を使って何が作れるのか、すぐに探すことができます。忙しい毎日の食事には、薄切り肉を使ってさっとできる炒め物を。そして、お客様が来る日は塊肉を使った煮込み料理をなど、目的に合わせてお使いください。
同時発売の「使える鶏肉レシピ」と同様、A5判のハンディサイズ。
薄いピンクの地に、グレーの文字タイトルと豚のイラストのシンプルな表紙カバー。長くお使いいただいても、飽きないデザインです。
毎日の食事作りや酒肴作りにお役立ていただけるのはもちろん、おもてなし料理にもお使えいただける料理がたくさんあります。
特に塊肉の料理がおすすめです。もちろんこちらも、カフェや居酒屋などの飲食店のメニュー作りもお役立ていただける内容です。カフェランチの主役に、お酒のおつまみにと、こちらも自由にお使いください。
*編集部だよりは、こちら