*すべての料理に糖質量を追加した増補ハンディ版はこちら!
人気の日本料理店「分とく山」の料理長・野洋光さんが提案する、おなかいっぱい食べて痩せるおいしいダイエットレシピ集。和食ベースのメニュー77品、サラダのためのノンオイルドレッシング10種類を収録しました。
太りすぎは万病のもと。アンチエイジングの観点からも、太りすぎはNGといわれています。ついつい食べ過ぎてしまう高カロリーの炭水化物や、脂肪などを減らして、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富な野菜や海草、キノコなど低カロリーの食材で栄養バランスよくかさ増しするというのが、本ダイエットの趣旨。
たくさん食べても太らない無理のないダイエットは、長く続けられるので体質改善でき、リバウンドしにくくなります。管理栄養士の山下さんがアドバイスしてくれるので安心なダイエットです。
ダイエットを始める前に、からだのしくみを解説。こうすれば健康的に痩せられることがよくわかります。しくみを理解すれば24時間休みなく働く自分のからだをいたわってあげたくなるはずです。
レシピ篇では「挽き肉や肉をかさ増し」「豆腐をかさ増し」「魚介のすり身をかさ増し」「ご飯をかさ増し」「麺をかさ増し」というように、多く摂りすぎると太る食材を、太らない食材でかさ増しして量を増やした料理を筆頭に、低カロリーでビタミンたっぷりの生野菜でかさ増しした山盛りサラダレシピ、400kcal以下でボリュームのあるどんぶりもの、100kcal以下で楽しめるスイーツも収録。
管理栄養士の山下さんが1日のたんぱく質、緑黄色野菜、淡色野菜の摂取量を目安にして、
これらの77品から組み合わせてつくった「500kcal以下定食」を12例紹介します。
それぞれの主題の最初の頁には、なにを加えてかさ増ししたのかをわかりやすく解説しました。また料理写真の脇には材料写真を添えているので、かさ増しがどれくらいのものなのか一目瞭然です。
肉だって魚だって食べたいですよね。これらを低カロリーの食材でかさ増ししてボリュームアップしました。
ゴボウで、シイタケで、大根でかさ増しした
挽き肉を使った料理を例にあげて、
どんなふうにかさ増しするかを紹介。
脂身の少ない赤身肉30gに、たっぷりのキノコとゴボウ110gを合わせて、レタスで巻く「レタス巻き」は、バットに入れた材料を見れば、ひと目でかさ増しがわかります。
椎茸傘詰めの豆腐種もこの通り。豆腐をばっちりかさ増し。
1合の米に150gの白滝を入れて、こんなにかさ増し!
おいしくダイエットしたいですよね。食べないダイエットと違って、バランスよくたっぷり食べて、健康的に痩せられるところがうれしいですね。チャレンジしてみてください。
レシピ篇では、応用しやすいように、「ダイエット卵液の公式」「ドレッシングベースの公式」「炊き込みご飯のおいしい公式」「お粥の公式」を紹介しました。
定数なので覚えやすいし、つくりやすいと思います。いろいろな材料をあてはめて、かさ増しのレパートリーを広げてください。
今回栄養指導とカロリー計算を担当していただいたのは、山下圭子さん。現在は有料老人ホームで高齢者の食事全般の指導をしていらっしゃいます。以前は料理研究家の村上祥子さんに師事していらっしゃいました。
私たちのからだのしくみや、酵素の話、糖質制限ダイエットの話など、興味深い話が盛りだくさんです。
*編集部だよりは、こちら