本書は、4軒の板前割烹店の主人が披露する、先付や酒の肴の逸品集です。
食べ手の好みや呑み進み方をカウンター越しにとらえ、それに応じた酒の肴を提供するのが、板前割烹ならではのサービス。そうしたお客の求めに柔軟に対応できるアイディアをまとめました。
出来たてがおいしい熱々の先付や冷製の先付、もう少し呑みたいお客に向けて即席で仕立てることのできる一品、小腹を落ち着かせる麺や寿司といったおしのぎ、ストックの利く珍味や干物を使った肴、ビールやワインに合う肴など、8つのテーマに沿った計160品の料理を掲載しています。
4人の主人が各テーマにつき1品ずつ、計32点を調理プロセスの写真つきで紹介。
そのほか各テーマごとに4品ずつ、見開きの2ページで料理を掲載し、その次の見開きページで作り方を解説しています。
単なるレシピ集ではなく、新しい一品を生み出すヒントとなる本をめざしました。
*編集部だよりは、こちら