「日本の今のイタリア料理」を提供する大人気のイタリア料理10店に、
お酒がすすむ自慢のおつまみと前菜を紹介してもらいました。
すぐに出せる小さなおつまみから、定番のフリッタータやクロスティーニ、
食欲をそそる揚げもの、仕込んでおけるスープや煮込み、
野菜、魚、モツや肉など素材を生かした前菜など、その数およそ150品。
イタリアならではの伝統料理・地方料理はもちろん、
日本ならではの素材で季節感を表現する現代的な前菜も多く収録しています。
「お酒がすすむ」と聞くと「塩が強い味」と思いがちではありませんか?
でも飲ませ上手なシェフほど、塩のみに頼らず、
酸味や旨みのバランスをコントロールすることで
「食べれば飲みたくなる、飲めば食べたくなる」という好循環を
作り出していることに気づかされます。
そんな味作りのコツや、コースの組み立て方についてもインタビューしており、
バールなど気楽な居酒屋タイプのお店から、トラットリア、カジュアルなレストランまで、
幅広いお店で必ず参考になるアイデアが満載です。
また本書では、全国の「自家製」系料理人がこぞって通う
山形の加工肉イタリアン「イル・コテキーノ」佐竹大志シェフに、
モルタデッラやラルド、フィオッコ、サラーミなど
17種のレシピも初公開してもらいました。
まずは取り組みやすい加熱ハムから、加工肉作りをはじめてみてはいかがでしょうか?