ベジタリアン(菜食主義者)市場は世界中で拡大を続けており、その勢いはますます増しています。とくにアメリカ(ニューヨーク)、イギリス(ロンドン)、オーストラリアではベジタリアンの中でもハチミツやゼラチンを含め、動物性食品をいっさい食べない「ヴィーガン」(完全菜食主義)が多く、中南米やアジア、イスラムの食文化をミックスした手法でのヴィーガン料理が発展しています。
そこで本書では、ニューヨークでいち早くヴィーガン・メニューを提供しはじめた「ジャン・ジョルジュ」でスー・シェフを務めた米澤文雄氏(「The Burn 」)が、華やかで驚きがあり、心もお腹も満足できるレストランクオリティのヴィーガン料理90品(アミューズ、前菜、メインディッシュ、炭水化物、デザート、ドリンク)のレシピを紹介します。
●食材の組み合わせの考え方
●コクやうまみを持たせる調味料
●中南米やイスラム圏、アジア圏で使う香辛料&ハーブの使い方
●常備できるお役立ちアイテムの紹介と作り方(ソース、スパイス、仕込み可能な料理など)
●豆腐、湯葉、麩、かんぴょうといった日本らしい食材の取り入れ方
●デザート/植物性の食材で作る華やかなデザート
●ドリンク/ノンアルコールのペアリング
ヴィーガン料理をつくるときのポイント
1.焦がす 2.乾燥させる 3.酸味を使う 4.油分を補う 5.ハーブ、スパイスを使う 6.味や食感が特徴的なアイテムを使う
春夏秋冬のヴィーガン料理79品、デザート&ドリンク11品に加え、
ヴィーガン料理にお役立ちの自家製できる調味料・ソース・スパイスのレシピも収録。
(ブラックオリーブピュレ、赤タマネギのピクルス、グラノラ、焼きタマネギのジュ、チポトレコンディメント、ピーナッツバター など)