「鉄板焼き」は日本の食材と日本人の探究心、ホスピタリティが育てた料理文化です。
質の高い素材、それを生かすシンプルな調理、見て楽しみ食べて楽しめるエンターテインメント性・・・そのどれもが、現代のグルメの志向に合致し、海外では日本料理として大人気。国内のレストラン業界でも、今改めてその魅力が注目されています。
本書は、鉄板焼きの全てを知る1冊です。「カウンター鉄板焼き」の基本となる知識と技術、さまざまな業態におけるテクニックとプレゼンテーション、独創にあふれる実践例とレシピを紹介します。
六本木うかい亭(東京・六本木)
パーク ハイアット 京都 「八坂」 (京都・高台寺)
芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート 「時宜 鉄板焼」 (兵庫・芦屋)
琥 千房 虎ノ門 (東京・虎ノ門)
プランチャ スリオラ(東京・虎ノ門)
鉄板焼き 見 (東京・広尾)
オー・ギャマン・ド・トキオ(東京・恵比寿)
青山シャンウェイ(東京・北参道)
鉄板焼たまゆら(東京・中目黒)
高丸電氣(東京・渋谷)
創作鉄板 粉者焼天 (東京・田町)
●現代「鉄板焼き」を3つのパートで解説・紹介
Part 1 鉄板焼きを知る
鉄板焼きの<機器と道具><技術とホスピタリティの基本><これからのテーマ>について総合的に解説するパート。
『基本のテクニック』の章では、代表6素材の焼き方をプロセス写真で詳細に解説。一部は動画でも確認できます。
Part 2 コースで魅せる
カウンター鉄板焼きの醍醐味は「コースメニュー」にあります。「鉄板」という劇場で、前菜からデザートまでどんなストーリーを展開するのか、おいしさとともに多彩なアクションをいかに組み込むか。
4軒のトップレストランに取材し、自慢のコースメニューのプレゼンテーション内容を全公開します。
Part 3 鉄板クリエイション!
鉄板焼きのもう一つの柱がお好み焼きですが、さらにフレンチ、スパニッシュなどの他ジャンルでも「鉄板」は注目コンテンツ。カジュアル価格帯の新感覚の鉄板居酒屋も増えています。
広がる鉄板料理の可能性――それぞれのコンセプトとアイディアフルなメニューを紹介します。
※動画の再生には音がでます。ご注意ください。