クリスマスを祝う菓子として、日本でも注目を集めつつあるパネットーネとパンドーロ。
ともにイタリアに伝わる大型の伝統菓子で、パネットーネはミラノ、パンドーロはヴェローナと発祥の地は異なりますが、卵黄やバター、砂糖をぜいたくに使った発酵生地のリッチな風味と、軽くしっとりした食感に共通する特徴があります。
本種(リエヴィト・マードレ)を使い、種継ぎと発酵を幾度もくり返して作る複雑さも影響して、パネットーネとパンドーロの詳しい製法は、日本ではほとんど伝えられていませんでした。
本書では、1970年代から現地の製法を受け継いできた「ドンク」の技術を一挙公開。
伝統的な製法から、近年主流になった現代的な製法まで、余すところなく紹介します。
[構成]
第1章 パネットーネとパンドーロ
パネットーネとパンドーロは、どんなお菓子?/イタリアのパネットーネ文化/ヴェローナを中心とするパンドーロ文化/用語について/材料について/機器について
第2章 リエヴィト・マードレ
第3章 パネットーネ
パネットーネ・モデルノ/パネットーネ・クラッシコ/パネットーネのバリエーション
第4章 パンドーロ
第5章 パネットーネ生地・パンドーロ生地を使った菓子
コロンバ、ヴェネツィアーナ、バウレット、ブォンディ、ルネッタ
第6章 イタリアのパン
山の丸パン、農夫のパン、フランチェジーノ、コルネット
第7章 ドンクとパネットーネ
発行年月 | 2021年11月1日 |
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判型 | A4変 |
頁数 | 152頁 |
著者 | 佐藤 広樹 技術監修 |
ISBN | 978-4-388-06342-0 |
レシピの難易度 | ★★ |
著者紹介