コース料理のスタートに出されるアミューズには、その店の個性が表れます。これからはじまるコースへの期待を高める、重要な役割を担っているともいえるでしょう。そしてまた、レセプションやレストランウエディングなど、立食で行なわれるさまざまなパーティーを彩る小さな料理たちも、そのパーティーの印象を左右する、大きな要素です。
本書では、フレンチ、イタリアン、イノベーティブなど異なるジャンルの8人のシェフたちに、これらの料理を多数ご紹介いただきました。「小さな料理」が果たす役割を再認識し、新しいアミューズやパーティー料理のアイデアを探したり、ブラッシュアップするためにお役立てください。
「アミューズ」と「パーティーオードヴル」の2部構成です。第1章では、「オトワレストランの」音羽氏、「マンアサルヴァ」の橋氏、「シンシア」の石井氏、「ラチェルバ」の藤田氏、「コケ」の中村氏、「テクストゥーラ」の新崎氏に、計102品のアミューズを、詳しいレシピとともにご紹介いただきました。
味はもちろん、“つかみ”に重要なビジュアルも参考になります。第2章でご紹介したのは、「アンディ」の内藤氏や「龍吟」の山本氏も加えたより幅広いジャンルのシェフたちによる、計82品のパーティー料理。ひと口サイズの和・洋のフィンガーフードから、グラス盛りの華やかな冷菜、インパクトのある主役級の料理まで、バラエティに富んだ内容です。
【登場するシェフ】
音羽元(オトワレストラン)、橋恭平(マンサルヴァ) 、石井真介(シンシア)、藤田政昭(ラチェルバ)、中村有作(コケ)、新崎鉄城(テクストゥーラ)内藤千博(アンディ)、山本征治(龍吟)
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