小学生が使える料理本、すごい!シリーズ第5弾。テーマは「魚介」です。
魚介、特に魚は、子どもに食べてほしいと思いながら、食べさせるのが難しいと感じている親御さんも多い食材ですが、本書は、そんな「食べてほしい」親の思いにも応える一冊です。切り身や缶詰、シーフードミックスなどを使った作りやすい料理から、アジやイワシをおろすところから挑戦できるチャレンジ料理まで、幅広く50品を掲載しています。
漢字にはすべてふり仮名付き。丁寧でわかりやすい作り方の説明に細かい工程写真を添えた、料理初挑戦のお子さでも使いやすい内容・構成となっています。ふだんあまり魚介料理を食べないお子さんにも、ぜひ使ってみてほしい本です。
≪料理を教える先生≫
秋元さくら(モルソー)/宮木康彦(モンド)/笠原将弘(賛否両論)/菰田欣也(4000チャイニーズレストラン)
子ども向けの料理本は、まず、子どもたち自身に、「おいしそう!作ってみたい!」と思ってもらえることが重要ですので、大人の料理本と同様に、おいしさが伝わる写真の撮り方、デザインを心掛けています。
料理は、「さしみ用魚、切り身魚、干物でつくる」「丸ごと魚でつくる」「えび、いか、たこ、貝でつくる」「シーフードミックスや缶詰でつくる」の4部に分けて掲載。年齢や好みに合わせて、料理をお選びいただけます。たとえば、加熱調理なしの「まぐろアボカドどん」や「かつおのサラダ」なら、低学年のお子さんでも無理なく作れるかと思います。少し料理に慣れたお子さんなら、アジを三枚におろすところから挑戦してみるのもいいでしょう。
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