一般の伊和辞典には載っていない食材や道具、調理操作、料理名など、イタリア料理の現場で実用性の高い調理用語、料理関係用語だけに絞り込んだハンディタイプの用語集。
イタリア料理を学ぶためにぜひ知っておきたい用語、これだけ勉強しておけば初歩的なレシピは理解できる用語を集めた入門書です。
伊和篇(約1400語)に、さらに和伊篇(約1100語)、テーマ別篇(約900語)を加えた3部構成。
必要な時にひくだけでなく、和伊篇(ジャンル別)やテーマ別篇(テーマ&シチュエーション別)は、それぞれ興味のある項目を読み進むことで知識が広がり、イタリアの食文化をより身近に、より深く理解できる内容になっています。
◆伊和篇…すべての用語をアルファベット順に掲載。見出し語 → 発音(カタカナ)→ 品詞 → 訳語で簡潔に表記。
よく使われる用例やさらに詳しい解説も必要に応じて追加し、実践で役立つよう配慮しています。
◆和伊篇…日本語からもひけるように、厳選した用語をジャンル別に収載。
◆テーマ別篇…イタリアの食文化において特徴的なテーマやシチュエーションを取り上げ、頻出する関連用語をまとめて収載。
イタリア料理に特徴的で日本ではあまり知られていないもの、誤解しやすいもの、言葉だけの説明ではどういうものかがわかりにくいものなどについては、できるだけイラストを入れるようにすることで、理解しやすく、視覚的に単語と結びつけて憶えられます。
伊和篇については、通常の伊和辞典に比べて、見出し語を大きく見やすくしていますので、ひきたい語をすばやく見つけることができます。
また、1ページに平均9語というゆったりしたレイアウトで、“読む辞典”としても使い勝手のいいものとなっています。
わからない単語をひくという使い方以外にも、今日はきのこ、明日は豆類といったように、項目ごとに制覇していくのも効率的な勉強方法だと思います。
15のテーマに分かれたテーマ別篇も同様です。
伊和篇、和伊篇、テーマ別篇をいったりきたりページを繰りながら、どんどん用語の理解が広く、深くなっていく、そんな使い方ができるのがこの本の特徴です。
また、ほぼすべてのイタリア語に、参考となる発音をカタカナ表記でつけてありますので、見出し語や解説を読みながら自然に正しい発音が身につきます。
これまで間違った発音で憶えていた用語についても、修正できるよい機会となります。
*編集部だよりは、こちら