野菜料理と野菜づかい220

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244原産地はヨーロッパの大西洋･地中海沿岸と考えられ、もともとは結球しないケールのような葉キャベツだった。その後結球したものが登場し、品種改良が進んで現在のような形になったといわれる。通年出回り、日本では出荷時期によって冬キャベツ、夏秋キャベツ（高原キャベツとも）、春キャベツ（新キャベツとも）に分類される。シャキシャキとした食感が特徴。「小林種苗（株）」のロングセラー品種。1990年に静岡県の「（株）増田採種場」によって開発された新しい野菜。芽キャベツとケールを交配してつくられた。芽の出方は芽キャベツと同じだが、結球はしない。緑色のものの他、赤紫色がかったもの（ルージュ）、白っぽいもの（ホワイト）などもある。甘み、旨みが強い。寒くなるとおいしくなる、アブラナ科の葉物野菜の代表である。[とくみつ]プチベール（ルージュ）「（株）増田採種場」が開発した品種。糖度の高さが特徴。キャベツプチベールキャベツには、葉が紫色の紫キャベツ（または赤キャベツ）、小さな芽キャベツなどの変種があるが、チリメンキャベツもそのひとつである。葉がちりめん状に縮れているところからの名だが、フランスのサボイ地方発祥であるところから、サボイキャベツともいわれる。水分が少なめで、煮込みむき。チリメンキャベツプチベール（ホワイト）[はやどり甘藍]プチベールキャベツの仲間と白菜