ハーブ中華・発酵中華・スパイス中華
17/19

タレで煮しめた豚の大腸にネギを射し込み、180℃の油をくメイゴェイルゥジォウ瑰露酒り返しかけて表面をパリパリに仕上げた。大腸は玫(ハマナスの花の香りを移した白バイジォウ酒)で洗って臭みを取り除いておく。玫瑰露酒は南方の食文化において、肉の下味調味料や内臓の臭みを消す目的で使うことが多い。大腸にネギを詰めるアイデアは主に台湾で見られ、腸の臭み消しのためだが、大腸の表面のパリパリの食感の後にネギのシャキッとした歯ごたえが続き、口あたりも楽しい。解説>P140ツォエイピィフェイチャンスパイス中華100ネギ入りパリパリ大腸水岡孝和 │ 南方中華料理 南三

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る