エモーショナルなマジパン
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10▶︎大:首のくぼみをつける。▶︎顔に凹凸をつける。▶︎切り目や筋を入れる。台上で作業したマジパンをはがし取るのにも便利。複数の形状のマジパンスティックを使い分ける。本書で使用したのは、黄色い柄のスティックはイギリス・PME社のシュガー細工用スティック。全体が白いスティックはフランス・マトファー社のマジパンスティック。各マジパンスティックの使い方は以下の通り(マジパンスティックには共通の呼称がないので、ここでは参考までにPME社のスティックにはPME社の名称を付記している)。Blade(ナイフ)ナイフのような形状。筋を入れる時はスティックを上から下に動かす場合と、逆に下から上に動かす場合があり、これにより筋のニュアンスが変わる。微差ではあるがこういった細かい使い分けが豊かな表情を生みだす。▶︎小:眼などのくぼみをつくる。▶︎耳などをつける時に使う。Ball(球状)先端が球状のスティックは大・小の2つのサイズがある。大の直径12㎜、小の直径4㎜。Bone(骨の形)先端が曲がった形状のスティックも大・小の2つのサイズがある。先端の直径は大8㎜、小6㎜。先端になだらかに曲がった角度がついているので、向きをうまく利用して使う。▶︎小:あごのラインをつくる。▶︎縦長の眼のくぼみをつける。▶︎動物の足の指のラインはスティックを下から上に動かして入れることが多い。マジパンスティック
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