ヴィーガン・レシピ
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6味や食感が特徴的なアイテムを使う小麦グルテンに小麦粉を加えて焼いたもの。それ自体に強い味はなく、さまざまに仕立てられる。精進料理では豚の角煮のように煮る。甘みとも相性がよく、デザート(P151)にも利用できる。主にデュラム小麦を全粒のまま蒸す、または湯通ししてから挽き割りにしたもの。外皮(フスマ)や胚芽を含んでいて食物繊維が多く、ミネラルも豊富。中東やヨーロッパ、インドなどで食べられる。大豆を原料とした疑似肉。ひと口大や挽き肉サイズなど大きさはさまざま。本書では玄米入りで大豆の香りが抑えられた「ZEN MEAT」(㈱SEE THE SUN)を使った(P28、P76)。 ヴィーガン料理を作るうえであると便利な食材と自家製できるアイテムを紹介します。それぞれが味や食感のアクセントになりやすいので、効果的に使うことで野菜や豆が主体の料理にもインパクトや満足感をもたらすことができます。自家製アイテムは簡単なのでぜひ作ってみてください。ヴィーガン料理でもっともよく使う食材のひとつ。ヴィーガンフードを代表するフムス(P92)、ファラフェル(P36、P108)はヒヨコマメの料理。ゆでてサラダやスープ、煮込みに加えてもいい。デュラム小麦を未熟な緑の状態で収穫して焙煎し、精麦したもの。主にゆでて使う。ほのかな甘みと香ばしさが特徴でクミンと相性がいい。トルコやレバノン周辺、北アフリカなどでよく使われる。イネ科マコモ族の一年草の種子で、コメとは別種。インディカ米を香ばしくしたような、またはナッツを思わせる味わい。炊くだけでなく、ゆでてサラダに入れたり、スープの具にしてもいい。Ingredients Good for Cooking Vegan Food 利用しやすい食材車麩ブルグル大豆ミートヒヨコマメフリッケワイルドライス Tips for Cooking Vegan Food 020Vegan Recipesアクセントになりやすいアイテムを効果的に使うUtilize Ingredients with a Unique Taste and Texture

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