フランス料理 王道探究
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123457豚の背脂のシートを広げ、長方形に切り整える(約50cm×15〜20cm)。4枚用意して、塩、キャトルエピス、コニャックをふりかける。手でぬり広げ、しみ込むようにまんべんなく押さえる。冷凍庫に入れ、最低15分間マリネする。*このシートがパイ生地とファルスの間の「中敷き」になる。焼いたときにファルスから出たジュを遮断して、パイがパリッと仕上がる。その豚臭さが影響しないよう必ずマリネしておく。6⦅組み立て⦆20 型の底に、高さ約1cmにファルスを敷き詰め、ならす。鴨と鶏の棒ブロックを縦一列に[鴨−鶏−鴨]の並びで詰める。パート・ブリゼ(厚さ約3mm) フォワグラ(ポシェ)*豚の背脂のシート(フランス産バルブ・ド・ポー) キャトルエピスコニャック、塩、バター卵液(ぬり卵・p.10)*フォワグラをマリネ後に布で包んでポシェし、整形したもの(p.64 『フォワグラのプレッセ』参照)。フォワグラは、厚さ約1.5cmの板状に整形しておく(長さ、幅は型のサイズに応じる)。型にメインのパートを敷き、生地が浮かないよう手でおさえて底面、側面にぴったりと貼りつける。両端にもパートを貼る。角部分はメインパートと重なってよい(角は液漏れしやすいので補強になる)。*生地がだれないよう手早く行う。室温の高い時期は作業途中でも随時冷凍庫に入れて生地を締める。背脂シートをパートの内側に3枚敷く(シート長辺を、型の短辺と平行方向に)。シートの両端は型の外にたらす。両サイドにも、型の幅に合わせてカットしたシートを敷いて外側にたらす。*シートとシートの間はすき間ができないよう少し重ねる。 パート・ブリゼを型のサイズに合わせてカットする。型の長さに合わせたメイン用(約37cm四方)1枚、両端用(約18cm四方)2枚、蓋用(約45cm×20cm)1枚。別に、直径3〜4cmを3個抜き、それぞれひと回り小さいシリンダーで中心を抜く。*リングは、コンソメを噴出させないための「煙突」の補強用パーツ。型(今回使用したのは縦9.5cm×横37cm×高さ8.5cm)の内側にバターをたっぷりとぬり、冷凍庫に入れる。固まったら再度バターを上ぬりし、使用時まで冷凍庫に入れておく。
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