店長を育てるエリアマネジャーの仕事
9/18

たり、仕事の成果を確認して部下を激励し、モチベーションを高めていかなければならなそしてもうひとつ、店長が自らの店のオペレーションとマネジメントの課題を早く発見シュレポート︶である。フラッシュレポートは曜日別、時間帯別の客数と売上高の増減傾向を1週間単位でまとめたものだ。その数値が会社の他店と比較して大きく違っている場合は、オペレーションの実態を見て、部下の指導に取り組むことになる。保していく責任を負っている。そして、店長がその責任を果たすうえで重要な役割を担っているのが、店長の上司であるエリアマネジャーである。エリアマネジャーは、日本の外食業界では長くその存在があいまいになってきた。そのチェーンの多くは﹁店長に考えさせるな﹂﹁店長に工夫させるな﹂という考えをとってきた。そのことが、ストアマネジメントとストアオペレーションの技術集積を遅らせ、店長の育店長はこの準備業に力を注入すると同時に、毎日の仕事の結果について、問題を発見しい。その資料となるのが営業日報である。し、その課題解決に一刻も早く取り組むための資料が必要だ。それが週間管理表︵フラッ店長は、準備についての技術と、営業日報とフラッシュレポートを駆使してお客さまの満足度を高めていかなければならない。その結果として客数と売上高を増やし、利益を確9    最大の要因は、本当の意味で店長の存在を重視してこなかったことにある。日本の外食はじめに

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る