非専従時間に同様に手を動かせば、実に115点を作り終える計算になります。単純に生産点数のみに焦点を当てれば、Bを作り続けるほうが生産効率がいいということがいえるわけです。このように、分解によって作業にかかる時間を「正しく」解釈することができるのです。これは限られた時間の中で、遅延を発生させずに数や量を生産していくことが求められる現場においてはとても有効な考え方です。生産点数を増やしたい製造業の現場はもちろん、飲食店でメニューを考える際などにも活用できるかと思います。さらに、デスクワークなどにおいても、非66図6専従時間/非専従時間のイラスト
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