いことがほとんどです。つまり、詳細の把握が難しいため、具体的な予防策を本部側が見出せていなかったのです。そこで当社は、チェーン内の複数店舗にビデオカメラを設置し、オーダーの内容とスタッフが提供した商品の内容をすべて観測・記録し、ミスやエラーが起きる条件を特定するところから着手していきました。この結果、「オーダー数が増えた時にミスやエラーが発生しやすい」などといった複数の発生条件が抽出されたのです。次の段階として、実験店舗で心拍数や脳波といったバイタルデータの計測装置をスタッフにつけてもらったうえで、ミスやエラーが生じやすい状態を意図的に作り出し、バイタ21オペレーション序論図2心拍数とミスやエラー発生の相関
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