新版 ワイン基礎用語集
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イタリア■■119している。アンドレア・バッチ Andrea Bacci 16世紀末の医者、哲学者、作家。ワインの薬効を示した著作を遺している。フランチェスコ・レーディ Francesco Redi17世紀末の医者、自然学者、詩人。詩集『トスカーナのバッカス』でワインについての言及を多く遺す。トスカーナ大公コジモ3世 Cosimo III キアンティ、ポミーノ、カルミニャーノ、ヴァル・ダルノ・ディ・ソープラなどの生産地の線引きを1716年に行なった人物。原産地呼称制度の最初の例として知られている。ベッティーノ・リカーゾリ Bettino Ricasoliトスカーナの名門一族出身でリカーゾリ男爵(1809~1880年)の名前で知られる。統一後のイタリア第2代首相。19世紀にキアンティでサンジョヴェーゼ種の荒々しいタンニンを和らげるために、カナイオーロ種(黒ブドウ)やマルヴァジア種(白ブドウ)をブレンドするリカーゾリ方式(Ricasoli Formula)を考え出した。イタリアワイン・ルネッサンス 1970年代末から、意欲的な生産者の一団が世界に通用する高品質ワインの生産を志向しはじめ、フランス流の最新の技術を導入した。この動きにより従来の伝統の殻を破った革新的ワインが1980年代に続々とリリースされ、世界の注目を集めるようになった。アルプス山脈 イタリア北部で東西に延びる。フランス、スイス、オーストリアとの国境となっている。アペニン山脈 イタリア半島の中央を貫く山脈。この山脈により、東のアドリア海側と西のティレニア海側の気候が異なるものとなっている。アドリア海 イタリア半島の東側の海。イオニア海 イタリア半島の南側の海。ティレニア海 イタリア半島の西側の海。エトナ火山 シチリア島北東部の火山。現在でも活発な活動を続けている。テンドーネ Tendone伝統的な棚仕立て。「天井仕立て」とも呼ぶ。一時期は大量生産の象徴として蔑視されていたが、近年は地球温暖化の影響からブドウを守る効果があると見直されている。ペルゴラ Pergora伝統的な棚仕立ての一種。高さ約2mのところにブドウ樹でひさしのように棚を作る。テンドーネ同様、一時期は大量生産の象徴として蔑視されていたが、近年はブドウを守る効果があるとして見直されている。ガッロ・ネーロ Gallo Neroキアンティ・クラシコ協会のシンボルマーク。「黒い雄鶏」の意。ヴェンデンミア Vendemmia収穫。または収穫年。収穫年は同義語にアンナータ(Annata)がある。Ⅱ地理用語
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