新版 ワイン基礎用語集
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Ⅱ■■日本日本038日本 ワインの年間生産量は輸入原料によるものも含め、約2万5,000t。県別では山梨県の約8,600tを筆頭に、長野県約6,700t、北海道約3,700t、山形県約2,400tと続く。代表的なワイン用ブドウとしては日本オリジナルの甲州種、マスカット・ベーリーA種があり、それ以外にも1980年代よりカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロやシャルドネなどの国際品種への本格的な取り組みも始まっている。日本ワイン国産ブドウのみを原料とし、日本国内で製造された果実酒のことを指し、国税庁によって2015年10月30日に定められた(ラベル表示のルールは2018年10月に施行される)。原料ブドウの受入数量としては山梨県を筆頭に長野県、北海道、山形県と続き、品種別の生産量としては甲州種(白)、マスカット・ベーリーA種(黒)、ナイアガラ種(白)、コンコード種(黒)の順である。X字剪定 えっくすじせんてい日本の伝統的なブドウの棚づくりにおける剪定方法。棚の上の部分をX字に長梢を伸ばしていく。甲州種の大半で採用。一文字短梢剪定 いちもんじたんしょうせんてい日本の棚づくりを利用した剪定方法。棚の上の部分を一文字に短梢を伸ばしていく方法。作業効率がよい。スマートマイヨーガー 長野県塩尻市で行なわれているブドウの栽培方法。H字短梢剪定の一種。H字短梢剪定 えいちじたんしょうせんてい日本の棚づくりを利用した剪定方法。棚の上の部分をH字に枝を伸ばしていく方法。作業効率がよい。長梢剪定 ちょうしょうせんてい枝の基の部分から5~15芽残して長く剪定すること。短梢剪定 たんしょうせんてい枝の基の部分から2~4芽残して短く剪定すること。高畝式 たかうねしき畝を盛り上げて造成した土地で、ブドウを栽培する方法。ブドウ根への水分供給を制御してブドウにストレスを与える。これにより着色や成熟をよくすることができる。委託醸造 いたくじょうぞうカスタムクラッシュともいう。ワイナリー設備を持てない小さなワイナリーやブドウ栽培家が、ブドウを持ち込み、ワイン醸造、熟成、貯蔵、瓶詰めまで共同で行なう。カリフォルニアで始まり、今やブルゴーニュなど世界的に導入されていワイン生産の方法。概要
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