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マメ科ソラマメ属の越年生〜一年生草本。エンドウとともに最も歴史の古い作物の一つ。 原産国は中東と考えられ、ここからヨーロッパ、アフリカ、エチオピア、インドと4方向に伝播したとされている。
中国への伝播は比較的新しく、12世紀ごろ。日本では17世紀に初めての記載がある。明治になって他の作物と同様、ヨーロッパ、アメリカからの品種導入が行なわれ、これが現在の品種のもとになった。
鹿児島県のシェアが圧倒的に大きく、次いで千葉、茨城、愛媛、宮城などの各県の生産量が多い。品種は大部分が大粒種(一寸)である。なお、鹿児島県ではハウス利用による早出し栽培も行なわれており、ほとんど独占的地位を占めている。ハウス栽培の収穫は、11月ごろ〜翌3月ごろで、ほぼ1年を通じて出荷できる体制が、ソラマメにおいても可能になっている。
参考文献:
投稿日:2007年1月9日 閲覧回数:1786
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