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タケ(竹)はイネ科の数属を含む多年生木本で、そのうちいくつかの属のいくつかの種の新芽が食用とされる。
現在、タケノコとして一般的なのはモウソウチク(孟宗竹)のタケノコである。日本におけるモウソウチクの歴史は比較的新しく、その導入以前は、カンチク(寒竹)、カンザンチク(寒山竹)、ハチク(淡竹)、マダケ(真竹)、ホテイチク(布袋竹)、チシマザサ(千島笹=根曲竹)などのタケノコが利用されていた。
モウソウチクは中国江南地方の原産で、日本へは18世紀に琉球から薩摩に入り、これが京都、江戸に伝えられた。
地下茎が地中を横に長く伸び、その節に細根と芽がついており、芽が伸びるとタケノコとして地上に出てくる。地下茎は地表から10〜30cmぐらいのところを波打ちながら、毎年1〜2mぐらい伸びる。3年目ぐらいからタケノコを発生し、5〜7年で最高となり、10年を過ぎると老化・枯死する。
参考文献:
投稿日:2007年1月12日 閲覧回数:5273
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