福岡の日本酒と食材にこだわる繁盛居酒屋。メインテーマは「福岡の地酒」
店名に冠した「福酒旬菜」の言葉どおり、福岡県で造られた日本酒と、福岡県の食材を楽しんでもらうというのがこの店のコンセプトです。
現在、福岡県には72の蔵元があるが、同店ではそのうち、未納税酒や三倍醸造酒を造っていない福岡の蔵元の日本酒を常時30種類前後揃えています。
価格は1合が550円から1500円です。フードメニューは約100品目で、定番65品、おすすめ35品から40品で構成されており、480円から780円が中心価格帯。
福岡・糸島産の地卵や、玄界灘の天然魚、筑後平野で栽培された野菜など、福岡の食材に徹底的にこだわっています。
「糸島豚ローストの冷製」680円
肉を少し残した骨を置き、その上にスライスしたロース肉が重ねるように盛られています。
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お好み焼き屋経由の真っ当なカジュアルフレンチ
御堂筋線江坂駅から西へ徒歩10分ほどのマンションの1階部分に04年5月にオープン。
オーナーシェフの森康光さんの料理は長年にわたるフレンチのキャリアに、イタリアンやドイツ料理の修業経験もプラスした、ワインの進む料理です。
同店のオープン以前は、知り合いのお好み焼き屋の大将をしていたという経歴もあります。メニューは、カルパッチョやワイン煮込みなどの料理が並び、価格は1000円から2000円前後がメイン。すべて2人、3人での取り分けスタイルを前提としているため、数人のグループで前菜とメインを合わせて5皿ほどにパン、というのが適当な量。
常時約140本のストックがあり、特にブルゴーニュと新世界ワインに強いのが特徴というワインリストはボトル2500円から。
「トマトとオニオンのロティ温度卵添」 1100円
ワイン無しでは片手落ちな正統派酒場料理の逸品。
ガーリックトーストが添えてあります。
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全国の食材と酒を厳選し、日本ならではの飲食文化を追求
JR吉祥寺駅南口から徒歩3分、井の頭通りに面したビルの地階に日本酒と料理の店「横尾」があります。
目の前はすぐに繁華街、商業施設や井の頭公園に向かう人々でにぎにぎしいが、16坪18席の小さな店にはひっそり穏やかな空気が流れています。
同店は、あまり知られてはいない、確かなおいしさを持つ旬の食材や銘柄、焼酎を全国から求め、提供する居酒屋です。ただ、メニューをよく見ると、比内地鶏や「田从(たびと)」「雪の芽舎」「喜三郎の酒」など秋田の素材や、お酒が目立つ。これは店主である横尾建一氏が以前から秋田の産物、生産者と縁が深かったことに由来しています。
「比内地鶏のきりたんぽ鍋」 3200円(2人前)
比内地鶏の肉と鶏がらスープ、きりたんぽは秋田から直接仕入れています。
比内地鶏は地鶏の中でもイノシン酸を特に多く含んでいて、旨みが強いため、味付けは醤油と酒のみ。
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バルの雰囲気を大切にしつつ多彩なメニューを提供注文しやすいボリュームと値段が魅力
手のひらサイズの器に盛られたフードの値段は280円からで、500円台が主流。
2人で4、5品食べても、財布を気にせず、注文できる価格と量です。
パエリヤも1人前1000円から注文できる気軽さが人気の秘訣。
食前、食中、食後に合わせられるシェリー酒をそろえているほか、ワインなどのスペインのドリンクを幅広く用意しているので、それに合わせてタパスを注文する、といった感じでお酒とタパスの組み合わせを楽しむことができます。
「真サバの酢漬け」 450円
絶妙な塩加減とビネガーが脂ののった魚をさらに引き立てる一品。
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見た目ではなく、食べてストレートに旨いと感じられる料理お客の食べたい料理を提供することこそ、居酒屋の真骨頂
閑静な住宅地として知られる神戸の御影にある同店は、地元の老若男女に愛される和創作居酒屋「なだ番」の、アップグレード業態としてオープンしたナダバンダイニング。雑居ビルの1フロア、眼下にJR元町駅を見おろす繁華な街の真ん中という、本店とは異なるロケーションに店舗を構えています。
素材使いと調味料といった基本は和食ながら、仕立てのテクニックは和洋中をボーダレスに駆使したジャパニーズ・フュージョンな料理。オーナーシェフが世界各国を旅して出会った調味料や海外で購入したソースなどをアクセントに使い、個性的な味を醸し出しています。
「播州豚のアップルスローローストスパイシー黒味噌ソース」 1780円
旨み濃厚な部位をマリネでやわらかくピリ辛の味噌ソースであっさりといただく一品。
続きを読む "ナダバンダイニング(兵庫・神戸)" »
スペインバルとレストランを併設した店メインは専用のグリルで焼き上げる炭火焼き
オフィスを擁する六本木ヒルズ内という立地から、30人から40人の団体客の予約も多い「BAR de ESPANA TAPEO」。
店内は立ち飲みカウンターを配したバルフロアとテーブル席が主体のレストランフロアで構成されています。
メニューには肉や魚の炭火焼きをメイン料理として導入。ラムチョップやハマグリ、マグロなどその日仕入れた食材を専用のグリルで焼き上げて提供しています。
そのほか、コース料理は3000円、4000円、5000円を用意しています。
「イベリコ豚の炭火焼き」1500円
専用のグリルで焼き上げる一品。
続きを読む "BAR de ESPANA TAPEO(東京・六本木)" »