鶏飼育経験者のご主人が毎朝仕入れて毎朝仕込む、手間隙かけた味づくりと情熱あふれるサービス
「鶏肉は鮮度が命でっせ」。
「味十味」の鶏は店主が毎朝、夜明け間に処理場に足を運んで仕入れます。だからその言葉どおり鮮度は抜群。しかも、仕入れるのは和歌山県産の地鶏のみ。この道38年のご主人が選び抜いた、自信の地鶏です。
同店では、これらほとんどの串1本150円、他店の約半額という価格で提供します。焼鳥のタレはもちろん、刺身のつけダレや地鶏ハムのさらだのドレッシングなどもご主人の手づくり。店で提供するものには既製品を一切使っていません。「お客様にお出しする以上、自分でつくらないと気がすまない」というご主人の心意気がうかがえますね。
「味とサービスの両方で、お客さまに満足してもらわなければあきません」。山田さんの情熱は、焼鳥に向けられるだけではない。サービスではこれこそ大阪商人という心意気を感じさせます。「職人は腕だけではダメ、会話も上手でなければ」という話術もまさに職人級!
頭のてっぺんから足の先まで! 新鮮地鶏すべてをつかったメニュー作り
朝絞めた鶏は、すぐに氷水に漬けて、細胞が壊れていくのを止めるのです。鶏肉の鮮度を下げないように、6時過ぎにはさばき始めます。1羽を約1分間でさばく手際のよさも、鶏肉の品質を支えるひとつの要因。そして鮮度のいい地鶏は、火のとおりがよく、焼いたときの歯ごたえが明らかに違います。肉の締りがいいのです。内臓類に関しては、臭みを一切感じさせないのも鮮度の威力ですね。
右は人気串の数々。ねぎま(タレ/塩)150円(手前の皿右、奥の皿右)、白子焼き250円(手前の皿左、バラ焼き150円(奥中央)、手羽先250円(奥左)。最初は8種類だったというメニューも今では40種類を超えます。すべてご主人オリジナル。
[店名]味十味
[住所]大阪府吹田市朝日町5-24
[TEL] 06-6381-6895
コメント (1)
私は、味十味さんに、大阪在住時 4年間 週3回ペースにて通わせていただきました。吹田のお祭りのときふと、焼き鳥屋だと思い、入ったのがはじまりで、その後その味(特にネック・皮(これが一番))にはまり、トリ飯・最後にだしてくれるスープ等全てが完璧な焼き鳥や(日本一)と思っております。今月久しぶりに行こうかと思っている次第です。 親父さんまた野球談義しましょう。
投稿者: 谷貝 博康 | 2005年11月04日 18:12
日時: 2005年11月04日 18:12