白湯スープの人気もつ鍋店。味つけは味噌、チゲ、醤油の3種類から
もつ鍋専門店「ろくまる」は2004年秋にオープンしたばかりの人気のお店です。榛名山の上州和牛のもつを特製の白湯スープでぐつぐつ煮込んだ鍋は、冬の寒い時期にはぴったりです。
豚骨と丸鶏からとる白湯スープは、とんこつラーメンなどでは馴染みが深いスープ。このユニークなもつ鍋は独特のコクと旨味をもっているのです。
鍋の具材にはゴボウにキャベツ、ネギ、ニラ、玉ネギと野菜もたっぷり入っています。味つけは味噌、チゲ、醤油の3種類。何種類かの調味料をオリジナルにブレンドしています。
例えば味噌は2種類の白味噌と、八丁味噌、ニンニク味噌をブレンドしたもの。醤油はモツ鍋の本場・九州から九州醤油(大分)を使用します。昆布だしのやや甘口のコクある醤油です。
56席の店内には各テーブルに火元を設置。火を通した鍋が運ばれてきます。最後は白米か麺で〆ます。仕上げ麺はラーメン店の仕入れメーカー特別発注のストレート中太麺。ちゃんぽん麺と中華麺の間くらいの太さです。
鍋以外にも焼酎にぴったりの一品料理を豊富に揃えます。酢もつ(550円)やガツ芯湯引き(750円)、味付け白センマイ(650円)などホルモンも充実です。
「適正価格でおいしいものを出して、大人が時間を気にすることなく楽しめる店にしたい」と古川隆行店長。12月初旬にはテーブル席の3階もオープンしました。こちらではもつ焼きも提供していく予定だとか。深夜遅くまで営業しているのも嬉しいところです。
<上写真>もつ鍋 醤油 1人前 1200円(写真は2人前。オーダーは2人前から)
醤油はお好みで薄味と濃い味から選べます。薄味からどんどん煮詰めていき味の変化を楽しむのもオススメ。絹豆腐は鍋の中で崩れてしまわないようにと、お箸でつまめるやや固めのものを使うという工夫も。
<上写真>もつ鍋 チゲ 1人前 1400円(写真は2人前。オーダーは2人前から)
味噌、チゲにはニンニクスライスを隠し味に。辛さは十分。だけどほんのり甘いのです。白湯スープと玉ネギなど具材の旨みが染み出ているから? コラーゲンたっぷりのもつ鍋で、お肌もツルツル、女性に大人気です。
店舗デザインは佐藤一郎氏((有)エイジ)。小上がりにテーブル席、カウンター37坪56席。木を使った店内はぬくもりのある落ち着いた印象。
[店名]もつ鍋・焼酎 ろくまる
[住所]東京都港区六本木4-10-7 六本木エルビル2・3階
[TEL]03-5772-3121
コメント (2)
もつ鍋をメインにしていますが夏場の暑い時期は
売上が落ちそうな気がするのですが何か対策などはあるのですか?
投稿者: 四川居食 龍(ロン) | 2005年03月03日 17:49
日時: 2005年03月03日 17:49
もつ鍋は、鍋料理というよりスタミナ食的な意味合いが強いので、夏場の打ち出し方次第では大幅な売上の減少にはならないと考えています。事実本場博多では夏こそもつ鍋といった雰囲気も感じられます。しかし近年の猛暑は確かに従来の感覚では計り知れない部分もありますので、夏場のキラーメニューも用意して対策を講じる事は必要でしょう。
投稿者: 羽中田 | 2005年03月10日 12:03
日時: 2005年03月10日 12:03