丹沢の温泉街に出現した超ヒット店の系列店。飯ものやデザート、サイドメニューも充実
ここ数年、話題のラーメン店の筆頭に挙げられる神奈川・大和市の「中村屋」。
同店初の系列店として2001年9月にオープンしたのが、東丹沢・七沢温泉郷の「ZUND-BAR」です。山奥の温泉地にもかかわらず平日も行列ができる同店は、週末には600人を集客します。
「この場所を選んだのは、温泉の軟水によってスープをまろやかにするため」という同店のスープは、鶏ガラやゲンコツなど動物由来の旨みに、魚だしの風味を聞かせたもの。ていねいな下処理で素材の味を引き出し、その旨みを絶妙のバランスで融合させるのが真骨頂です。
「季節によって変化する素材の状態を見極め、した処理に手間をかけることで常に高品質な商品に仕上げたい」と店長。一番人気のしおらーめんは、油っぽさがなく旨みの凝縮したスープのクオリティが実感できると評判です。また、店で手づくりする本格的なデザートも人気ですよ。
しおらーめん(700円)
濃厚な旨みの和風ダシに細めの麺がよく絡む、同店の一番人気。チャーシューと味たま、ホウレン草、メンマ、海苔をトッピングして提供。好みでコクのある鶏油(ちーゆ)をプラスするお客も多いとか。
[店名]ZUND-BAR(ズンドバー)
[住所]神奈川県厚木市七沢1954-1
[TEL]046-250-0123