深夜に山形の板そばでちょっと1杯。ありそうでなかったミッドナイトそば店
「一杯飲んで締めにそばっておつだけど、遅くまでやっているそばやってないよねえ」というコンセプトで生まれたのが、「山灯香」です。
「和食で深夜にきちんと食事できる店をつくりたかった、というのが最初の考え方です。そばだったら、夜中に食べてもお腹にもたれないと思いまして」。
そばは山形の田舎にある板そば。全国を食べ歩いて東京にない味を提供したいと決めました。
小麦粉とそば粉の割合は2対8。山形そばは、香りがよく、太切りにして噛んで食べるもの。素朴なおいしさが魅力です。なんでも「食事をするためのそば」なのだとのこと。
つゆは枯節のだしに、通常1年間のところ2年間寝かせた醤油を使ったかえしを合わせて3日間寝かせ、まるみのある味に仕上げていますよ。
写真は「おためし蕎麦切り」850円(税込892円)。
食べごたえのある蕎麦なので、1枚でもり汁とゴマだれの両方を楽しみたい、というお客の要望から生まれたメニュー。さんざん食べて飲んだ後には、ちょうどよいボリュームです。
[店名]板蕎麦 山灯香
[住所]東京都世田谷区太子堂1-4-35
[TEL]03-5779-3670