野らぼーの讃岐うどんは母の味。だしとうどんの組み合わせはお好みで
讃岐うどんを核商品としながら、夜にはじっくり腰を据えて、香川の郷土料理と銘酒を堪能できるお店です。香川では、冠婚葬祭をはじめ、何らかの行事には、必ずうどんを食べます。米と同じくらい、あるいは、それ以上にうどんが食卓に並びます。そしてうどんは自宅で打つのが基本。
それゆえに、各家庭のそれぞれの味があります。同店の経営母体「(有)善通寺フーズ」の代表取締役氏家さんの家でも、母親がうどんを打っていました。コシの強いうどん、イリコだしに自家製醤油で味をつけたシンプルで飽きのこない味。その母親の味が、同店のうどんのベースとなっています。
店名を冠した「野らぼーうどん」(750円)。
うどんが見えないほど具だくさんで、ボリューム満点の人気メニューです。
本物の讃岐の味を伝えたい
鮮度重視のこだわりのうどんづくり
小麦粉は鮮度が重要であるとし、香川県の製粉工場から挽き立てを毎日取り寄せています。うどんの仕込みは開店前の1日1回。昼用と夜用に分け、それぞれの営業前に前日から寝かせておいたうどんを機械で切り、保冷庫に入れておきます。切ったうどんの鮮度が保てるのは2時間が限界。
昼の分のうどんは夜の営業には使いません。ベースとなるだしは、たっぷりのイリコと昆布、さらに旨みが増す枕崎産本削り節を煮出し、香川県の薄口醤油で味つけ。すっきりと澄んだかけ汁はイリコの香がふんわりと漂う優しい味わいです。つけ汁には、香川県産の生醤油を使います。
熱っあつ(小)450円
だしとうどんの両方が熱い『熱っあつ』。ほかに温冷のだしとうどんの組合せで、『ひゃっあつ』と『ひゃ冷』がありますよ。
[店名]讃岐うどん 野らぼー堀留店
[住所]東京都中央区日本橋堀留町1-9-6ゼネラルビル地下1階
[TEL]03-3664-2222