ナポリピッツァの人気店、職人の目と手と舌でイタリア本場の生地を再現
1999年秋に開店し、イタリア人客にも支持の高い繁盛ピッツェリア「ナプレ」では、本場さながらに完成度の高いナポリピッツァを提供しています。南青山の人気リストランテ「リヴァ・デリ・エトゥルスキ」の同系列ピッツェリア・トラットリアです。
同店ではナポリ製の新窯こそ設置していますが、とくに高価な素材を使っているわけではなく、粉も具材も日本で手に入るものばかり。ミキシングも製パン用のミキサーを使っています。同店のピッツァ職人によれば、発酵生地であるピッツァ生地は、でき上がりが気温や湿度に大きく左右されるため、風土の異なる日本では単純にナポリと同じ方法ではつくれないのです。
旨い店の生地の感触を覚え込み、固さや発酵度合いをまめにチェックし、調節することがポイント。まずは「すべての工程で手を抜かず、ていねいに行なうこと」です。
「マルゲリータ」1890円はトマトソース、モッツァレラチーズ、バジリコの同店でもっとも人気の高い定番ピッツァ。お客の大半のオーダーが集中。シンプルなだけに生地自体のおいしさが充分に生かされています。
ハーフ&ハーフの注文もOK!日本ならではのスタイルで提供
同店では好みの2種類のピッツァを1/2ずつ注文することができる。右半分はマルゲリータ、左半分はポモドリーニ(プチトマト、モッツァレラチーズ、バジル)など。ナポリにこのようなスタイルはないが、日本人客の欲張りなニーズに応えている。
「オルトラーナ(八百屋風)」2310円は、プチトマト、モッツァレラチーズ、ズッキーニ、黄ピーマン、ブロッコリーと彩りも美しい野菜だけのピッツァ。焼き上がり時間を考慮し、野菜はそれぞれ下処理(ズッキーニは薄切りにして素揚げ、ピーマンはソテー、ブロッコリーは塩ゆで)し、火を通しておくのがおいしさのポイントです。
[店名]ナプレ
[住所]東京都港区南青山5-6-24
[TEL]03-3797-3790