名古屋コーチンと比内地鶏の 1日限定20食スペシャル親子丼。地鶏のモモ肉、ムネ肉をブレンド使用。 卵の混ぜ方、火の通し方も肝となる
適度に火の通った地鶏は、弾力に優れ、旨みが濃い。半熟に仕上げた濃厚なこだわり卵がしっかりとコーティングし、ミツバの香りが食欲をそそります。まさに三位一体。
鶏つね自然洞の名物、1日限定20食の特上親子丼(ランチ限定)は、究極の1杯といえます。地鶏は、名古屋コーチンと比内地鶏を使用。水曜日と土曜日には奥久慈軍鶏も入荷。
「銘柄だけではなく、日数をかけてじっくり育てた鶏でないとおいしくない」というのが、店主佐々木久哉さんの主張です。
「特上親子丼」1600円
ランチ限定メニュー。卵は1人分3個。白身を切るように、力を入れてすばやく4、5回混ぜる。
半熟状態に仕上げて、ご飯をよそった丼にすばやく盛ってできあがり。
卵の旨みを最大限に引き出す 特注箸で手際よく混ぜる職人の技
ブラウン系の鶏が産むこだわり卵は、兵庫県から仕入れています。
黄身の色が濃く、旨みも濃い。さらにおいしく仕上げるためのコツは、卵は鍋に入れる直前に割ること。混ぜる回数は少なく、白身を切るイメージで力を込めて素早く。卵の味は黄身にしかないため、混ぜすぎると、卵の味が薄まってしまうからだといいます。
同店では、理想の混ぜ具合を実現するために、固くて細い竹製のはしを、京都の業者に特注しています。ふたはできるだけ何度も開けない。加熱時間は、経験と勘。一連の作業を3分間弱で仕上げるスピードを体得したい。
[店名]鳥つね自然洞
[住所]東京都千代田区外神田5-5-2
[TEL]03-5818-3566
