本格アジアンカレーの店
シンガポールの国民食ともいえる海南鶏飯(シンガポール風チキンライス)を軸に、周辺の東南アジア料理を提供して大ヒットを飛ばすのが、東京・六本木の「海南鶏飯食堂」。
南インド由来の4品のカレーをラインアップするが、パンやライスを別売りにし、コースの1品として提供しているのが特徴です。地理的・歴史的にもシンガポールと深いつながりを持つ南インドのカレーは、クリームやバターを使う北インドに対して、ココナッツミルクやパームオイル、グリーンチリなどを使い、あっさりしていながらメリハリのある味わいです。
<写真>「南インド・スパイシーペッパーチキンカリー」850円
カレーで一番人気の商品。黒コショウを効かせたスパイシーな味わいが特徴で、グリーンチリのピュレとココナッツフレークで濃度をだしています。大きくカットした鶏肉とジャガイモが入っています。
メニューバリエーションは、スパイシーなもの、酸味のあるもの、やや甘めでクリーミーなものを組み合わせ、具材はチキン、シーフード、野菜、豆類。
スパイスの風味を生かすためつくりおきはせず、毎日、ホウルのスパイスを調理の直前に挽いて調理しています。
<写真> 「シンガポールスタイルのシーフードカリー(海老・イカ)」950円
南インド特有のスパイス、タマリンドとレモングラスなどでさわやかな酸味を加えたカレー。
具材は、エビ、イカ、アサリ、ベビーコーン、オクラ、プチトマトを使用。香菜をトッピングして提供。
[店名]海南鶏飯食堂
[住所]東京都港区六本木6-11-16 中銀マンシオン裏手
[TEL]03-5474-3200