長時間かけた熟成と独自配合のルーが味の鍵
築地市場内にある「印度カレー中栄」の「印度カレー」500円は、約30年間ほぼ変わらぬレシピで提供し続けているロングセラー商品です。
同店は、大正元年に日本橋の魚河岸で創業、関東大震災後に現在の地に移転しました。前身の洋食店から次第に人気メニューだったカレーに特化し、現在のカレー専門店となりました。
中心メニューは辛口の印度カレー、甘口のビーフカレー、ハヤシライス各500円とそのうちの2種を組み合わせる合かけ600円の4品。約9坪18席の店舗規模で、テイクアウトも含め1日約1000人を集客するという超繁盛店です。
「印度カレー」500円
具は豚バラ肉とタマネギだけとシンプルだが、
独自のスパイシーさと心地良い辛さが後味に残る一品です。
千切りキャベツを混ぜながら食べます。
圧倒的な人気を誇る印度カレーは、タマネギと豚バラ肉のみを具材としたシンプルなものです。
その味わいは、トロリとした食感のまろやかな昔ながらの日本のカレー。
それでいて後味は非常にスパイシー。日本的な食べやすさの中に独自の味わいを秘めた、
定番でありながらも飽きのこない逸品です。
[店名]印度カレー中栄
[住所]東京都中央区築地5-2-1
[TEL]03-3541-8749