[生パスタに挑戦!]
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爽やかな初夏が近づいてくると、なぜか気分は
イタリアン、とくにパスタが食べた〜い♪モードになってきます。
そしていま「手打ちパスタ」が熱いらしい。
ゴールデンウィークに手づくり生パスタに
挑戦しよう!と思っている方もいるのでは?!
手づくりパスタはパスタマシンがあると、
よりお手軽に楽しめるのですが、マシンがなくてもつくれます。
おなじみの平麺(フェトチーネ)の他にも、
本当にいろんな種類があるんですよ!
◎オレキエッテ
イタリア語で耳。耳のように凹みのある丸い形で、つるんとしています。
◎トルテローニ
薄くのばした生地を正方形に切り、中に詰め物をして三角に折ります。
二辺をくるりとリング状につないだ面白い形。イタリア版の餃子です。
◎ガルガネッリ
鴨の形に似ているためついた名前。正方形にした生地を棒に巻き、溝をつけます。
◎ファルファッレ
蝶々形。乾燥パスタも売っているので、ご存知の方も多いでしょう。
生パスタ生地の材料選びでも、さまざまな選択肢があります。
[ポイント1 小麦粉]
薄力粉<中力粉<強力粉<セモリナ粉
<の順に強く固い生地になります。
もちろん、プロはそれぞれをブレンドして調整します。
全粒粉を使えば風味と食感に特徴が出ます。
リストランテでは個性を出すために全粒粉を使ったり、
生地にイカ墨やハーブ等を混ぜて風味をつけることも多いようです。
[ポイント2 水分]
卵のみか、水を加えるか、オリーブ油を加える場合も。
[ポイント3 塩]
生地を打つ時に塩を加える場合も。。。
なんと悩ましいじゃありませんか!
試行錯誤して、おいしい生パスタをつくってくださいね!
まとめてつくっても冷凍保存できます。
大型連休が自慢の腕をふるうチャンス!
◆「パスタベジターレ」
著者:伊崎裕之/価格:1890円(税込)
パスタ関係の最新刊がこちら。なにしろ麺にからめる直前のソースの
状態を、すべてフライパンごと写真に収めてありますから、
パスタ名人への近道間違いなし。
生パスタのつくりかたでは、マシンを使わないショートパスタ、
マシンを使うロングパスタなど色々を調理写真つきでご紹介。
ベーシックなパスタと、アレンジパスタが並び、
たとえばもずく入りパスタやビーツのソース(ピンク色できれい!)
などなど、伊崎シェフならではのオリジナルも楽しめます。
◆「気軽にイタリア料理 パスタとピッツァ」
著者:吉川敏明/価格:2100円(税込)
伝統的なイタリアンパスタを、気軽につくりたい方には、こちらをおすすめ!
アリオ・オーリオ、マリナーラ、プッタネスカ・・・。
生パスタの解説も丁寧でわかりやすく、
たとえばロングパスタと詰め物(ラヴィオリなど)では生地の配合を
変えることなど、プロのコツが簡単にわかります。
パスタだけでなく、ピッツァのつくりかたも載っています。
WEB編集部タカコはこの本でピッツァをつくって、
とてもおいしかったと自慢してました(焼いて会社に持ってきて〜)。
◆「イタリア料理教本・上」
著者:吉川敏明/価格:3990円(税込)
本格的に基礎からパスタを勉強するなら、この本が絶対おすすめです。
イタリアを知り尽くしたカピトリーノ吉川シェフの集大成。
だけど読んでいても楽しい、見ておいしそう、つくりたくなる本です。
生パスタも由来から載ってます。
プロ向けですが、パスタづくりを始めた人には一番役立つでしょう。
◇パスタ料理を楽しむ本はまだまだありますよ〜!◇
◆「VIVA LA PASTA パスタは陽気に」
著者:ジローラモ パンツェッタ/サルヴァトーレ クオモ/価格:1890円(税込)
◆「イタリア料理のおいしい約束」
著者:落合務/価格:1890円(税込)